ウェブ1丁目図書館

ここはウェブ1丁目にある小さな図書館です。本の魅力をブログ形式でお伝えしています。なお、当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

2022-01-01から1年間の記事一覧

定年制の廃止は日本の未来を明るくする

個人が入手できる情報は非常に少なく、これから未来はどうなっていくのかを予想するには不十分です。例え、どんなに多くの情報を入手できたとしても、未来をぴったりと言い当てることは不可能です。でも、多くの人の英知を結集すれば、大雑把にでも、今後、…

戦争がもたらすパンデミック

ペスト、マラリア、チフス、コレラ、天然痘、インフルエンザ、エイズ。これらの伝染病は、人類を悩まし、時に世界史に大きな影響を与えてきました。ひとたび流行すると、一度に数万人単位で死亡するのですから、社会に劇的な変化を強いるのは当然です。ひと…

胡散臭さ満載のネット広告が信頼を得るには時間がかかる

2021年にインターネットのト広告費が、テレビ、新聞、ラジオ、雑誌のマス4媒体の広告費を追い抜きました。ネット上の広告は、年々増えており、どのウェブサイトを閲覧しても必ず広告が掲載されています。それは、ネット広告に高い宣伝効果があることの表れと…

もしも梶原景時が源頼朝を見逃さなかったら鎌倉幕府は成立しなかったか

「歴史に、もしもはない」よく聞く言葉です。過ぎ去った出来事について、後から何を言ったところで変えようがありません。だから、歴史を見て、あの時、あのようになっていれば、その後の歴史は変わっていただろうと言っても仕方ありません。でも、過去のこ…

事実は変わらないけども歴史は変わる

過去に起こった事実は絶対に変わりません。だから、歴史の教科書に書かれている内容も変わらないはずなのですが、日本史の教科書は、数十年前から内容が変わっています。時代によって、何を教えるべきかという価値観は変わりますから、それに応じて教科書の…

土地所有者不明問題の解消に個人番号が効果を発揮するのではないか

土地には必ず所有者がいて、しかも、その所有者を確実に特定できる。誰もが、当たり前に思っているこの概念が崩れ始めています。いや、正確に言うと、明治以降、土地所有者を確実に特定できる制度は存在しておらず、いつでも所有者不明の土地が出現する可能…

宇宙人と交流できれば人付き合いに不安なし

人間社会で、人と交わらずに生きていくことは不可能に近いことです。全ての人づきあいが楽しければ良いのですが、面倒な人付き合いも多いのが現代人のストレスの一端となっています。仕事上の人付き合いはストレスの本丸のようなものですが、プライベートで…

力なき者の中立は実現しない

江戸時代の新潟県に越後長岡藩という小さな藩がありました。無名な藩なので、現代人で越後長岡藩を知っている人はほとんどいないでしょう。もしも、知っているとしたら、河井継之助とセットで知ったという人ばかりと思います。河井継之助は、幕末の越後長岡…

時代の雰囲気は記録の細部にある

自分が生まれる前の出来事は、誰かに教えてもらわないと知ることはできません。年上の人が記憶を頼りに語る内容は、部分的に忘れていることがあるので、やや正確性に欠けますが、それでも、まずまず信用できます。しかし、その年上の人も生まれていなかった…

一人でいるのが苦痛に感じた時こそオリジナルの知識が身に付く

一般常識や当たり前と言われていることは、多くの場合、学校で習ったり、また聞きした知識です。「だから何?」と言われれば、別に何もないのですが、ただ、自分の持っている知識の大部分が、誰かに教えてもらった内容で構成されており、自分で見つけた情報…

菌類との共生が人類が直面する課題を解決させる

菌は、何か汚いイメージがあり、人を病気にする悪い生物と思われがちです。確かに細菌やウイルスは、時に人を病気にしますが、菌類には、シイタケなどのキノコに代表される真菌もおり、すべてが悪者というわけではありません。菌類をひとくくりにして悪いヤ…

大人になって大学入試の数学にチャレンジするのは楽しい

数学の授業は、「何を学んでいるのか、さっぱりわからなかった」という方は多いのではないでしょうか。僕も、中学校2年くらいでよくわからなくなり、高校の時は数学の科目はほとんど選択しませんでした。難しい数学を知らなくても、生きていけるのですが、本…

食料安全保障にとって漁業は欠かせない

狭い国土に1億2千万人もの国民が暮らす日本。農地や牧場を作っても、それだけの胃袋を満足させられるほどの食料を確保するのは困難です。食料自給率が低い状態が続いているのは不思議なことではありません。しかし、今よりも食料自給率を上げる方法はありま…

源平合戦は庶民にとって益のない権力欲にまみれた戦い

「祇園精舎の鐘の声」で始まる平家物語は、栄華を誇った平家が転がり落ちていく姿を描いた古典で、現代でも、平安末期から鎌倉初期の時代を題材とした歴史小説が数多く出版されています。「驕る平家は久しからず」という言葉がありますが、この時代は、平家…

ポジティブ思考ではハイパフォーマーになれない

世の中には、何をやってもうまくいく人がいます。そういう人をハイパフォーマーといいます。運が良いから好結果につながるということはあるでしょうが、何をやってもうまいくハイパフォーマーは運以外の要素も味方につけていそうです。自己啓発書に書かれて…

資本は利子率が高いところを目指す

事業に必要な元手のことを資本といいます。資本は、事業主が用意することもありますが、株式会社の場合は、事業主以外の人々によって提供されます。その資本の提供者のことを株式会社では、株主といいます。法人格を持つ株式会社の発明は、資本主義の発展に…

いきなり本題に入っても誰も聴いてくれない

話を始めてすぐに本題に入ると、相手に聞いてもらえないことがあります。「この商品を買ってください」といきなり言われても困ります。一方で、セールスをしなくても売れる商品があります。知名度の高い商品がそれですね。知名度が低い商品は、とにかく「買…

シンギュラリティがもたらす無料化

科学技術は、いったいどこまで進歩するのか、そして、それに終わりはあるのか。万物には、必ず終わりがあるので、科学技術の進歩も、どこかに終わりがあるのかもしれません。しかし、一方で、科学技術の進歩に限界はないという考えもあります。それどころか…

人工知能は人に幸福をもたらすか

近年、人工知能(AI)が急速に発達しています。人工知能がこのまま発達していけば、これまで人間が行っていた仕事を人工知能が代行するようになるでしょう。また、社会のインフラにも人工知能が搭載されることで、より安全な生活が期待できます。一方で、人…

現代人が直面する課題は定住生活がもたらした

事実は変わらないけども、歴史は変わるもの。事実も歴史も同じだと思ってしまいますが、歴史には、事実について何かしらの解釈が含まれています。また、これまでは事実とされていたことが、研究が進むことにより事実ではなかったということも明らかにされま…

神さまに教えてもらうビジネスのヒント

困った時の神頼み。何か運任せのような言葉ではありますが、案外、問題解決の方法を神さまが教えてくれることがあるものです。日本国内には多くの神社があり、また、お寺の中にも神社が建っていることもありますから、どこに住んでいても神頼みをすることが…

働き方改革は男性の労働観を変えることが重要

これまでの日本社会は、長時間労働が当たり前でしたが、政府が働き方改革をすすめたことで、少しずつその傾向が是正されつつあります。働き方改革は、一億総活躍社会を目標に働く人それぞれの事情に応じた多様な働き方を選択できるようにする取り組みです。…

世界のものづくりを支える日本の工作機械産業

現代の世界経済は、米国で誕生したIT企業が先導しており、それら企業が拡大を続けています。かつては、日本の製造業も世界経済に大きな影響を与えていましたが、その影響力は徐々に低下しています。それでも、日本の製造業の中には、世界トップクラスの品質…

景気は良くならないから売り方の視点を変えてみる

日本経済が不景気と言われるようになって、どれくらいの時間が経ったでしょうか。今では、生まれた時からずっと不景気しか経験していない社会人もいるくらいですから、不景気こそが、日本経済の普通の姿のようにさえ思えてきます。景気が良ければ何でも売れ…

本当の特技はニーズを探ることで見つかる

自分には何ができるのかを探すのはなかなか難しいことです。自分のことは自分がよく知っているはずですが、いざ考えてみると、自分には何ができるのかが見つかりません。いや、見つけることはできるのですが、「それって自分だけの特技ではないよね」という…

プラットフォームを社会に役立つものにするにはユーザーの態度が重要

グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、楽天、食べログ、ウーバー、エアビーアンドビー、ツイッター、ヤフー、マイクロソフト。これらの共通点を探すと、元気なIT企業が運営しているサービスあるいはその企業だと、すぐに思うことでしょう。確かに…

栄養素にばかり注目すると栄養の理解が難しい

食は、人間が生きていくために最も重要な活動です。食品に含まれる栄養素を体内に吸収して活用しなければ、手足を動かせませんし、それどころか身体の形を保つことすらできません。そんな人間にとって重要な食事について、我々は料理の味に重点を置きすぎて…

京都に残る平家物語の謎

平安時代末期の源平合戦が行われていた時代については、平家物語などで様々に語り継がれています。大筋で事実が語られているのでしょうが、中には、弁慶の立ち往生のように本当にそんなことがあったのかと疑問に思う伝説もたくさんあります。そのような伝説…

幕末の事件の謎が今も残る京都

幕末。それは、京都が政治の舞台となった時代。京都に幕府の首脳や各藩の殿さまが集まり、朝廷とともに国難を乗り切るための会議が行われました。また、志士と呼ばれる下級藩士や百姓出身などの身分が低い者たちも京都に集まり、上から下まで政治に関わろう…

死者の蘇りを信じた人々によって生まれた一条戻橋と六道珍皇寺の言い伝え

人は死ぬとどうなるのかは、人類の永遠のテーマと言えます。無になるのか、それとも別の人に生まれ変わるのか。考えても、その答えは出てきそうにありません。また、死んだ人が生き返るといった伝説もあります。人は死んだら無になると信じたくない誰かが言…