ウェブ1丁目図書館

読書で得ること感じること。ここはウェブ1丁目にある小さな図書館です。本の魅力をブログ形式でお伝えしています。

ホモ・サピエンスが均質化した理由はなんだ

イヌには、秋田犬、柴犬、シェパード、ポメラニアンなど様々な種類があります。ネコにも、アメリカンショートヘアやマンチカンなど多くの種類があります。他の動物たちも同様にいろんな種類があるのに人類は我々ホモ・サピエンスだけしかいません。考えてみ…

インスリンを出しまくっている現代日本人がアルツハイマー病にかかるのは必然

高齢化社会の到来で罹患者の数が増えているのが認知症です。認知症は記憶障害を起こす病気で、その種類はいくつかありますが、中でもアルツハイマー病の罹患者が多いです。アルツハイマー病にかかる原因としては加齢が考えられますが、近年、別の原因でアル…

物理は無意識のうちに日常生活と関わっている

「力」とは何か。簡単なようで難しい問いです。「それはパワーだ」と言う人もいるでしょう。では、パワーとは何でしょうか。「パワーは物を持ち上げる力だよ」と答えると、今度は「パワー=力」となるので、パワーが何かを説明しないと力がどういうものか説明…

仮想通貨の価値の正体

世の中には、神や仏を信じる人もいれば信じない人もいます。神や仏を信じている人は教会や寺院に寄付をしますが、信じていない人は寄付をしません。無神論者は、教会や寺院への寄付は何の価値もないと考えているからです。最近、流行している仮想通貨も、神…

大人が化学の本を読んでも実生活に役立たないと思うのは大間違い

錆びてぼろぼろになった鉄は、誰もが見たことがあると思います。鉄が錆びる理由は、一言で言うと酸素がくっつくからです。これを酸化と言います。でも、酸素がくっつくことだけが酸化ではありませんし、鉄だけが錆びるわけでもありません。食べ物も酸化しま…

家族農業に経営の視点

人間は食事をしなければ生きていけないので、食料生産は全人類にとって重要な産業です。そして、食料生産の中心となっているのは農業ですから、農業をおろそかにする国は自然災害、国際紛争が起こると、国民が食料を入手できなくなる危険性が高まります。だ…

結果は最高の説得力

熊本県阿蘇郡南小国町に黒川温泉があります。黒川温泉は、1964年にやまなみハイウェイが完成したのをきっかけにブームとなります。しかし、その当時でも、今ほどは知名度が高くなく、また、ブームも数年で終わり客足はばったり止まりました。どんなものでも…

日本史に出てくる戦いの噂話は本当か

日本史の中には、まだまだわかっていないことがあります。事実かどうかわからないこと。事実ではあるけどもなぜそのようなことが起こったのか疑問が残ること。日本史の中の謎は、今後、新たな史料の発見でわかることがあるかもしれません。逆に謎は謎のまま…

優劣がつかない日本の「三大」

金メダル、銀メダル、銅メダル。オリンピックなどのスポーツの大会で、上位3人に贈られるメダルが金、銀、銅です。1番なら金、2番なら銀、3番なら銅と、順位がメダルの色で表されています。例えば、その競技がレスリングだったとして、この場合、上位3人の選…

日本史上三度起こった関ヶ原の戦い

天下分け目の戦い。日本では豊臣秀吉と明智光秀が雌雄を決した天王山の戦いをこのように言うことがあり、スポーツでは、この一戦で優勝が決まるという大事な試合を天王山と表現することがあります。この天下分け目の戦いには、もう一つあります。それは美濃…

明治維新に貢献した薩長土肥の風土

人の性格に影響を与える要素はいくつかあります。住んでいる地域もその一つで、「県民性」という言葉で表されるように各地域に特徴的な文化が根付いています。奈良県には奈良県の県民性、鳥取県には鳥取県の県民性、香川県には香川県の県民性、熊本県には熊…

日本人の識字率の高さは平家物語のおかげ

日本国民の識字率は100%に近く、その高さは世界トップクラスです。日本人の識字率の高さは、現代の初等教育が優れていることを表していると言えるでしょう。でも、日本人の識字率の高さは、戦後からではなく、戦前も高かったです。それどころか江戸時代でも…

意志の強さだけで結果が出るとは限らない

この世の中には、たくさんの職業があります。サラリーマンと一口に言っても営業、購買、製造などの業務がありますし、会社にも商社、メーカー、小売りなどがあります。社会は、様々な仕事に従事する人々で構成されており、どれか一つでも仕事が無くなれば不…

サイドビジネスこそ成功させなければならない

日本社会でも、徐々に副業が奨励されるようになってきました。副業は、本業の片手間でする仕事と考えている人が多そうです。また、本業に余裕が出てきたから、空いている時間でてっとり早くできる仕事が副業というイメージも強そうです。そして、何より副業…

多くの人が関わる競走馬を走らせる調教師の稼業

競馬の世界では、毎年2月末は別れの季節です。2018年2月末も、何人かの競馬関係者が引退しました。その中には、騎手時代にサクラショウリとサクラチヨノオーでダービーを2度勝った小島太調教師もいました。小島太厩舎と言えば、イーグルカフェやマンハッタン…

円周率の発見を知れば数学が身近な道具だと気付く

高等学校の数学で習う微分・積分。曲線のグラフが出てきたり、「f'(x)=」で始まる計算式が出てきたり、多くの高校生を挫折に追い込むのが微分・積分だと言っても過言ではないでしょう。それ以前に高校1年生の時に数学の難解さに着いて行けず、微分・積分を選…

脳死から考えるパワハラ

ここ最近、パワーハラスメント(パワハラ)が問題になっています。パワハラは、簡単に言うと、職場などで上位の立場の者が下位の立場の者に対して、その優越的地位を乱用して精神的・肉体的苦痛を与える行為です。単なる嫌がらせ行為ではなく、優越的地位を…

確率を頭の中で考えるな!現場を見ろ。

パソコンの発達で、確率の計算は、表計算ソフトを使えば簡単にできるようになりました。仕事で、よく確率や統計データを見たり、作ったりしている人は多いと思いますが、パソコンのおかげで作業が楽になったと感じているのではないでしょうか。確率や統計デ…

死から逃れようと、もがき続けて笑いを取る芸人魂

健康のためなら死んでもいい。こんな冗談もあるくらい、世の中は健康志向になっています。テレビを見ていても、食品のCMは何かしらの健康効果をうたったキャッチコピーが目につきますし、チャンネルを切り替えていると、どこかのテレビ局では、ダイエットや…

シャッフル給料制

平等な社会。それは、誰もが理想とする世の中です。しかし、平等と一口に言っても、人によって捉え方が違います。全員の給料が同額であることが平等だと思う人もいれば、機会の均等が保障されていれば結果が異なってもそれは平等だと考える人もいます。人に…

個人の意思は集団に左右されるか

重大事件のニュースを見ると、なぜ、そんな愚かなことをしたのかと思うことがあります。事件を起こした当人も、もしかしたら逮捕された時にそう思ったかもしれません。「あの時、思いとどまることができたのに」事件を起こす前に何度も葛藤があったと思いま…

徳川吉宗のような名君にも不得意なことはある

江戸時代には、上杉鷹山など名君と呼ばれた殿さまが何人もいました。江戸時代の名君の中で、最も有名なのは徳川吉宗でしょう。時代劇の主人公にもなり、悪人を懲らしめているイメージが先行している部分はありますが、多くの人が徳川吉宗を名君と称えていま…

孝明天皇が暗殺されたとすれば実行犯の目的はなんだったのか

倒幕派が力を付けつつあり、幕府の権威が次第に衰え始めている中、重大事件が起きました。慶応2年(1866年)12月25日に幕府寄りの立場にあった孝明天皇が崩御したのです。幕府にとっても、倒幕派にとっても、自らの主張に大義名分を持たせるためには、天皇の…

不本意な仕事をするビジネスマンは救われる

浄土真宗では、善人よりも悪人が先に救われるとする悪人正機説の考え方があります。善い行いをしている人よりも、悪事を働いている人を阿弥陀如来は先に救済するのなら、世の中、悪いことをしたもの勝ちになってしまいそうです。他人の迷惑を省みず私利私欲…

発展し続ける社会では不安を感じるのが当たり前

科学技術は日々進化し、それに応じて我々の生活もより良くなっていってます。数百年前と比較すれば、現代日本は極楽のような社会です。しかし、人生に不安を感じている人は多いのではないでしょうか。安心して生活できていると言える人よりも、何かしら不安…

古事記の神話も歴史のうち

古事記は、日本最古の歴史書です。歴史書というのですから、そこには事実か事実と考えられる内容が書かれているはずです。しかし、古事記の最初の方は、神代の時代のことが書かれているので、この部分は事実とは異なっているはずです。さすがに古事記に収録…

京都市よりも古都らしさを感じられる宇治市

1994年に「古都京都の文化財」が世界遺産に登録されました。千年以上にわたり日本の首都として栄えた日本文化の中心地であったことが、世界遺産登録の理由です。この時に登録された文化財の多くは京都市内にあるのですが、平等院と宇治上神社だけは宇治市に…

適正価格を表示して販売する商慣習を生んだ三井高利

買い物をしたり、レストランで食事する時、必ずと言っていいほどお店の商品やメニューに値札が貼られています。そして、商品を買ったり料理を食べたりした後は、その値札に記載された金額のお金を支払って取引が終了します。現代日本では当たり前にみられる…

フィールドワークは人間の想像力を超える

子供の頃は昆虫が大好きで、夏休みになると虫取り網を持って1日中昆虫採集をしていた人もいることでしょう。あれだけ大好きだった昆虫も、大人になると興味が無くなり、逆に毛嫌いし始める人も多いと思います。昆虫博士は、きっと大人になっても昆虫好きの人…

歴史の教科書からは当時の社会を理解できない

1868年の正月の鳥羽伏見の戦いから翌年5月の箱館戦争までの新政府軍と旧幕府軍との戦いは、1868年が戊辰年だったことから戊辰戦争と呼ばれています。それから60年後の戊辰年にあたる昭和3年(1928年)。東京日日新聞社が、正月の読み物として前年の暮れから…