ウェブ1丁目図書館

読書で得ること感じること。ここはウェブ1丁目にある小さな図書館です。本の魅力をブログ形式でお伝えしています。

葬式に金をかけるのは執着だろうに

日本消費者協会が2017年に行った「第11回『葬儀についてのアンケート調査』報告書」によれば、葬儀費用の平均は約196万円でした。10年前の「第8回『葬儀についてのアンケート調査』報告書」では、葬儀費用の平均が231万円でしたから、徐々に葬式にかけるお金…

経済や政治に大きな影響を与えてきた帳簿

貨幣は、人類の進歩に大きく貢献してきました。取引は、物々交換の時代よりも、モノと貨幣の交換が行われるようになって手間を省けました。また、貨幣は、モノの価値を測る尺度としても使え、異なるモノの価値の比較を可能にしました。さらに貨幣は蓄えるこ…

明治維新は薩長中心の正義

歴史の通説は、勝者によって作られるもの。勝者は、どんなに卑怯な方法で勝ったとしても、自分たちが正義なのだと後世に伝えることができます。反対に負けた側は弁明を許されず、場合によっては根絶やしにされることもあります。明治維新も、勝者によって正…

政治が乱れると文化が花開く

歴史の事実は一つですが、ある事件の原因や背景の捉え方は人によって異なります。善悪で歴史の事実を追及する人もいれば、その時代の風習や慣習に焦点を当てて事件がなぜ起こったのかを推理する人もいます。一般人の歴史の楽しみ方は、このような人によって…

負の感情をガソリンに正の行動へ

誰にでも、嫉妬や恨みという感情はあるもの。自分よりも勉強ができる人をねたむ。 「こんな簡単なこともできないのか」と罵ってきた人を恨む。人格を否定されるほど、罵倒された経験を持っている人もいるはず。そんな時、沸々と心の中に復讐心が込み上げ、「…

知っているとかっこいい粋な振る舞い

普段はガサツでも、場面に応じて正しい作法や粋な振る舞いができる人は、只者ではないと感じます。そんなに細かい所作にこだわらなくても構わないだろうと思う人もいれば、作法やマナーに口うるさい人もいます。前者との交流は気が楽ですが、後者の場合だと…

省エネ生活を手に入れたナマコ

二酸化炭素の排出量の増加が地球温暖化の原因と言われています。真偽はわかりませんが。人類が文化的な生活を営むと、エネルギー消費量が増大するもの。電気もガスも、現代社会からなくなれば不便すぎて生活できませんから、快適な生活を保つためには、どう…

難病を克服できるかもしれない万能細胞には現実の壁を乗り越えてもらいたい

iPS細胞は、ヒトから取り出した皮膚に4つの遺伝子を入れて培養できる万能細胞です。万能細胞ですから、iPS細胞はどのような細胞にもなれるので、病気で臓器を摘出した場合でも、その患者の皮膚からiPS細胞を作れば、摘出した臓器と同じ臓器を生み出せ移植で…

ホモ・サピエンスが均質化した理由はなんだ

イヌには、秋田犬、柴犬、シェパード、ポメラニアンなど様々な種類があります。ネコにも、アメリカンショートヘアやマンチカンなど多くの種類があります。他の動物たちも同様にいろんな種類があるのに人類は我々ホモ・サピエンスだけしかいません。考えてみ…

インスリンを出しまくっている現代日本人がアルツハイマー病にかかるのは必然

高齢化社会の到来で罹患者の数が増えているのが認知症です。認知症は記憶障害を起こす病気で、その種類はいくつかありますが、中でもアルツハイマー病の罹患者が多いです。アルツハイマー病にかかる原因としては加齢が考えられますが、近年、別の原因でアル…

物理は無意識のうちに日常生活と関わっている

「力」とは何か。簡単なようで難しい問いです。「それはパワーだ」と言う人もいるでしょう。では、パワーとは何でしょうか。「パワーは物を持ち上げる力だよ」と答えると、今度は「パワー=力」となるので、パワーが何かを説明しないと力がどういうものか説明…

仮想通貨の価値の正体

世の中には、神や仏を信じる人もいれば信じない人もいます。神や仏を信じている人は教会や寺院に寄付をしますが、信じていない人は寄付をしません。無神論者は、教会や寺院への寄付は何の価値もないと考えているからです。最近、流行している仮想通貨も、神…

大人が化学の本を読んでも実生活に役立たないと思うのは大間違い

錆びてぼろぼろになった鉄は、誰もが見たことがあると思います。鉄が錆びる理由は、一言で言うと酸素がくっつくからです。これを酸化と言います。でも、酸素がくっつくことだけが酸化ではありませんし、鉄だけが錆びるわけでもありません。食べ物も酸化しま…

家族農業に経営の視点

人間は食事をしなければ生きていけないので、食料生産は全人類にとって重要な産業です。そして、食料生産の中心となっているのは農業ですから、農業をおろそかにする国は自然災害、国際紛争が起こると、国民が食料を入手できなくなる危険性が高まります。だ…

結果は最高の説得力

熊本県阿蘇郡南小国町に黒川温泉があります。黒川温泉は、1964年にやまなみハイウェイが完成したのをきっかけにブームとなります。しかし、その当時でも、今ほどは知名度が高くなく、また、ブームも数年で終わり客足はばったり止まりました。どんなものでも…

日本史に出てくる戦いの噂話は本当か

日本史の中には、まだまだわかっていないことがあります。事実かどうかわからないこと。事実ではあるけどもなぜそのようなことが起こったのか疑問が残ること。日本史の中の謎は、今後、新たな史料の発見でわかることがあるかもしれません。逆に謎は謎のまま…

優劣がつかない日本の「三大」

金メダル、銀メダル、銅メダル。オリンピックなどのスポーツの大会で、上位3人に贈られるメダルが金、銀、銅です。1番なら金、2番なら銀、3番なら銅と、順位がメダルの色で表されています。例えば、その競技がレスリングだったとして、この場合、上位3人の選…

日本史上三度起こった関ヶ原の戦い

天下分け目の戦い。日本では豊臣秀吉と明智光秀が雌雄を決した天王山の戦いをこのように言うことがあり、スポーツでは、この一戦で優勝が決まるという大事な試合を天王山と表現することがあります。この天下分け目の戦いには、もう一つあります。それは美濃…

明治維新に貢献した薩長土肥の風土

人の性格に影響を与える要素はいくつかあります。住んでいる地域もその一つで、「県民性」という言葉で表されるように各地域に特徴的な文化が根付いています。奈良県には奈良県の県民性、鳥取県には鳥取県の県民性、香川県には香川県の県民性、熊本県には熊…

日本人の識字率の高さは平家物語のおかげ

日本国民の識字率は100%に近く、その高さは世界トップクラスです。日本人の識字率の高さは、現代の初等教育が優れていることを表していると言えるでしょう。でも、日本人の識字率の高さは、戦後からではなく、戦前も高かったです。それどころか江戸時代でも…

意志の強さだけで結果が出るとは限らない

この世の中には、たくさんの職業があります。サラリーマンと一口に言っても営業、購買、製造などの業務がありますし、会社にも商社、メーカー、小売りなどがあります。社会は、様々な仕事に従事する人々で構成されており、どれか一つでも仕事が無くなれば不…

サイドビジネスこそ成功させなければならない

日本社会でも、徐々に副業が奨励されるようになってきました。副業は、本業の片手間でする仕事と考えている人が多そうです。また、本業に余裕が出てきたから、空いている時間でてっとり早くできる仕事が副業というイメージも強そうです。そして、何より副業…

多くの人が関わる競走馬を走らせる調教師の稼業

競馬の世界では、毎年2月末は別れの季節です。2018年2月末も、何人かの競馬関係者が引退しました。その中には、騎手時代にサクラショウリとサクラチヨノオーでダービーを2度勝った小島太調教師もいました。小島太厩舎と言えば、イーグルカフェやマンハッタン…

円周率の発見を知れば数学が身近な道具だと気付く

高等学校の数学で習う微分・積分。曲線のグラフが出てきたり、「f'(x)=」で始まる計算式が出てきたり、多くの高校生を挫折に追い込むのが微分・積分だと言っても過言ではないでしょう。それ以前に高校1年生の時に数学の難解さに着いて行けず、微分・積分を選…

脳死から考えるパワハラ

ここ最近、パワーハラスメント(パワハラ)が問題になっています。パワハラは、簡単に言うと、職場などで上位の立場の者が下位の立場の者に対して、その優越的地位を乱用して精神的・肉体的苦痛を与える行為です。単なる嫌がらせ行為ではなく、優越的地位を…

確率を頭の中で考えるな!現場を見ろ。

パソコンの発達で、確率の計算は、表計算ソフトを使えば簡単にできるようになりました。仕事で、よく確率や統計データを見たり、作ったりしている人は多いと思いますが、パソコンのおかげで作業が楽になったと感じているのではないでしょうか。確率や統計デ…

死から逃れようと、もがき続けて笑いを取る芸人魂

健康のためなら死んでもいい。こんな冗談もあるくらい、世の中は健康志向になっています。テレビを見ていても、食品のCMは何かしらの健康効果をうたったキャッチコピーが目につきますし、チャンネルを切り替えていると、どこかのテレビ局では、ダイエットや…

シャッフル給料制

平等な社会。それは、誰もが理想とする世の中です。しかし、平等と一口に言っても、人によって捉え方が違います。全員の給料が同額であることが平等だと思う人もいれば、機会の均等が保障されていれば結果が異なってもそれは平等だと考える人もいます。人に…

個人の意思は集団に左右されるか

重大事件のニュースを見ると、なぜ、そんな愚かなことをしたのかと思うことがあります。事件を起こした当人も、もしかしたら逮捕された時にそう思ったかもしれません。「あの時、思いとどまることができたのに」事件を起こす前に何度も葛藤があったと思いま…

徳川吉宗のような名君にも不得意なことはある

江戸時代には、上杉鷹山など名君と呼ばれた殿さまが何人もいました。江戸時代の名君の中で、最も有名なのは徳川吉宗でしょう。時代劇の主人公にもなり、悪人を懲らしめているイメージが先行している部分はありますが、多くの人が徳川吉宗を名君と称えていま…