ウェブ1丁目図書館

読書で得ること感じること。ここはウェブ1丁目にある小さな図書館です。本の魅力をブログ形式でお伝えしています。

人の哀しみに寄り添う

生きていれば、悩むこともありますし、困難に直面することもあります。努力によって克服できる場合もあるでしょうが、自分の力ではどうすることもできないことだってあります。ある困難に直面した時、人は、その困難を乗り切る方法を知ろうとしますし、その…

老化を感じたら糖質過剰症候群かも

人間の体は食べた物からできています。最近では、食が精神に影響を与えるとも言われるようになっていますから、食事は心身ともに健康を保つために重要な行為と考えられます。だから、食事を疎かにすることは、肉体面の劣化だけでなく、精神面にも悪い影響を…

光合成の目的は何だろうか

人間は、酸素を吸って二酸化炭素を吐き出して生きています。人間は、酸素を体内に取り込んでエネルギーを作り出し活動しています。だから、酸素の安定供給は、我々の生存に重要な意味を持っています。一方で、人間は、エネルギーを作り出す過程で二酸化炭素…

既得権益が科学技術の発展を妨げている可能性がある

排気ガスを出さない電気自動車は、環境への負荷が少ないので、今後、生産台数が増えていきそうです。ただ、これからもっと電気自動車の生産技術を高め、販売価格も低くしていかなければならないでしょうから、完全に電気だけで走る自動車が主流になるには、…

炭素原子で作った正六角形はまだ見ぬ工業製品の発明に貢献しそう

地球上に存在する物質は、様々な原子の組み合わせでできています。金、銀、銅、鉄などは、人類が随分前からお世話になってきた馴染みある原子で、多くの人が見たことがあるのではないでしょうか。ただ、これら金属は重たいという欠点があります。製品を小型…

年金がもらえるか心配しても無駄。それより個人型確定拠出年金(iDeCo)の加入を検討しよう。

老後資金が不足しそうだ。公的年金は、将来的に受給額が減りそうだから、国民年金や厚生年金だけでは老後が心配。少子高齢化が進んでいるためか、このような不安を抱えている人は多いと思います。公的年金は、今の若い人はもらえないと断定的に言う識者もい…

歴史の授業に教える側の意図が介入していないか

歴史の事実は学校の授業で教えられるのが基本です。歴史に興味がある人は、自ら本を読む場合もあるでしょうが、土台となる歴史の知識の習得は学校の授業だと思います。これは、日本だけでなく、多くの国の人に当てはまるのではないでしょうか。そのため、国…

住民の性格は風土が作るのか?

人の性格は、住んでいる地域と関係していると言われることがあります。大阪人は話の最後に必ずオチを求めるとか、高知人は大酒飲みとか。おそらく、多くの人が自分が住んでいる地域とは違うところに住んでいる人と初めて会った時、なんとなく違和感を感じる…

生命科学から見た幸福な社会とは何か

人類の歴史を振り返れば、社会は、過去から未来に向かって発展していることがわかります。戦争によって一時的に社会が破壊されることはあっても、その後、建て直されて以前よりも発展した社会となっていきます。それゆえか、進化は今よりも進歩することと考…

現代日本人の体型は江戸時代の日本人とは大きく異なる

現代日本人の体型を欧米人と比較すると、身長は低いものの、さほど体型に差がないように見えます。「同じ人間なのだから、同じような体型をしていて当たり前」と思うかもしれませんが、現代日本人の体型は、過去の日本人の体形とは異なっていたようです。現…

日本は昔からずっと格差社会。ベーシック・インカムの導入をそろそろ考えよう。

日本は、21世紀に入ってから格差社会になったと、よく言われるようになりました。格差は、裕福な人と貧しい人の差が広がることですから、格差社会は、日本国憲法第25条に謳われている「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」を害する可能…

精神力を過大評価するのは日本人の癖

1941年12月8日に始まり、1945年8月15日に終結したアジア・太平洋戦争での日本人の死者は310万人、そのうち軍人・軍属は230万人でした。戦時中の日本の人口が7,200万人前後でしたから、割合にして国民の約4.3%がアジア・太平洋戦争で犠牲になった計算です。軍…

当たり前に疑問を持ったら物理が発展した

世紀の大発見は、それを見つけて間もない頃は、世間から大注目されます。しかし、時が過ぎ、100年も経てば当たり前の概念となり、「そんなこと常識でしょ」と言われるようになります。常識となっているから、それは大発見だったのですが、その概念が定着して…

無宗教だと思っている人が多い社会ほど宗教が浸透している社会

現代日本人は、無宗教だと言われています。しかし、クリスマスを祝ったり、正月に初詣に行ったり、節分の日に豆撒きをしたり、お盆に墓参りをしたりと、様々な宗教行事に参加する人が多いので、現代日本人が無宗教だとは言い切れません。神や仏を信じないと…

自己犠牲が社会の利益になるかどうかはわからない

人間は、社会性のある生物です。家族、学校、会社、スポーツチームなど集団で行動することが多いです。もちろん、個人行動もしますが、その場合でも社会の一員であることには変わりありません。集団行動、つまり群れを形成して生活しているのは人間だけでは…

アユの回遊にはプロラクチン、摂餌なわばりの形成にはテストステロンが関与する

現代人にとって、旅をすることは非日常の行動です。基本的に住む場所は固定されており、転勤などの何らかの事由が発生しなければ、その場所に長期間住み続けるのが当たり前の感覚だと思います。しかし、定住は現代人には当たり前であっても、自然界では当た…

外部環境が変化しても体液や体温を維持調節して適応する生物のホメオスタシス

日本の風土では、1年を通じて30度ほどの温度変化が見られます。北国だと、もっと大きな温度変化になるでしょう。これだけ外気温に変化があるのに人間の体温は、36度から37度あたりで安定的に維持されています。また、真水を飲もうが味噌汁を飲もうが、人間の…

性分化の過程で身体の性別と心の性別に異なりが生じる場合がある

ヒトは生まれた時に女性か男性かが決まっています。ヒト以外の哺乳類、例えばイヌやネコも、生まれた時に雌雄の区別があります。これは、当たり前のように思えますが、女性なのか男性なのか区別がつかない場合もあります。多くの人は、身体を見れば、どちら…

生まれた後に性転換できる魚類

哺乳類は、生まれた時に雄か雌か決定されており、当然ながら、ヒトも生まれた時に男性か女性か決まっています。そして、生まれてくる時に雄になるか雌になるかを自分で決断できず、その個体の性決定は運しだい、あるいは神のみがその決定権を持っていると考…

生物の体内時計はホルモンと関係がある

我々人間は、時計という便利な道具によって時刻を知ることができます。夏の午後7時は明るく、冬の午後7時は暗いですが、時計を見れば周囲の明るさに関わらず、今が午後7時だとわかります。もしも、この世から時計がなくなったとしたら、正確な時刻を知ること…

比較内分泌学から見る投資行動

生物は、どのような仕組みで生きているのか。それを一言で説明するのはとても難しいです。生命維持のための体の働きは様々ありますが、血管の中に分泌されるホルモンも生命維持にとって重要な物質です。唾液や膵液のように口腔内や十二指腸内に分泌される物…

健康維持には高タンパク食

医食同源という言葉があるように食事は、健康の維持のために欠かすことができません。人間だけでなく、哺乳類は必ず何かを食べなければ生きていけないことは周知の通りですが、口に入るモノなら、何でも同じではありません。人間も、犬も、牛も、体を構成す…

ペリーは50年の猶予期間をおいて浦賀にやって来た

嘉永6年(1853年)に浦賀にペリーが来航したことは有名な歴史的事実です。当時の日本人は、この時初めて西洋諸国と自国との間に大きな技術力の差があることを認識したとされています。ペリーが乗ってきた黒船なんてものは、これまで全く見たことがなく、その…

自動車保険などの損害保険は自分が加害者になった時の補償額を無制限にする

「もしも、大怪我をしたり大病を患ったりしたら、高額の治療費を負担しなければならないので家計が破綻するかもしれない。だから、医療保険に加入しておこう」そう思って医療保険に加入する方が多いと思います。でも、健康保険には、高額療養費制度があるの…

黒船来航と競争社会の到来

1853年の黒船来航は、明治維新のきっかけを作りました。しかし、明治維新が実現するのは、それから15年後の1868年。黒船を見た当時の日本人は、カルチャーショックを受けたはずなのに国の体制を変えるのに15年もかかったのはなぜなのでしょうか。考えてみれ…

小さなストレスを受けることでストレス耐性ができる

生物の体は、タンパク質でできています。タンパク質は、20種類のアミノ酸のつながりですが、ただ一直線上につなげただけでは機能せず、立体的に形を整えなければなりません。このアミノ酸の連なりを立体的に整える能力はフォールディングと呼ばれ、生物はこ…

ビタミンCの大量摂取はストレスにもウイルスにも打ち勝つ

人間は、なぜ、食事をしなければ生きていけないのか?その質問に簡単に答えるなら、人体を構成する成分を食物から摂取するためとなります。人間の体は、自らの力で様々な成分を合成する能力を持っていますが、合成不可能な成分もあります。それら、人体が合…

バイオテクノロジーは食料生産に貢献するし生命も誕生させる

生命は、親が子を産み、子が孫を産むといった具合に誕生していきます。哺乳類であれば、雌雄1組のペアが生命誕生には必要です。自然の摂理の中で、生命は誕生するというのが多くの人の当たり前の感覚だと思います。しかし、20世紀に人工授精により生命を誕生…

糖質からタンパク質を生み出すバイオテクノロジーは飢餓をなくすことに貢献する

バイオテクノロジー。それは、近代的な科学技術のように思われがちですが、その起源は紀元前数千年前にさかのぼると言われています。人類が、バイオテクノロジーを使って最初に手に入れたものは、微生物を用いたチーズ、パン、ビール、ワインなどの発酵食品…

放射能、放射線、放射性物質。どれも同じじゃないの?

放射能、放射線、放射性物質。2011年3月11日の福島原発事故以来、これらの言葉をよく目にし、耳にするようになりました。これら3つの単語は、全て同じ意味として使われることが多いですが、実は3つとも違う定義があることをご存知ですか?おそらく、多くの人…