ウェブ1丁目図書館

読書で得ること感じること。ここはウェブ1丁目にある小さな図書館です。本の魅力をブログ形式でお伝えしています。

意志の強さだけで結果が出るとは限らない

この世の中には、たくさんの職業があります。サラリーマンと一口に言っても営業、購買、製造などの業務がありますし、会社にも商社、メーカー、小売りなどがあります。社会は、様々な仕事に従事する人々で構成されており、どれか一つでも仕事が無くなれば不…

サイドビジネスこそ成功させなければならない

日本社会でも、徐々に副業が奨励されるようになってきました。副業は、本業の片手間でする仕事と考えている人が多そうです。また、本業に余裕が出てきたから、空いている時間でてっとり早くできる仕事が副業というイメージも強そうです。そして、何より副業…

多くの人が関わる競走馬を走らせる調教師の稼業

競馬の世界では、毎年2月末は別れの季節です。2018年2月末も、何人かの競馬関係者が引退しました。その中には、騎手時代にサクラショウリとサクラチヨノオーでダービーを2度勝った小島太調教師もいました。小島太厩舎と言えば、イーグルカフェやマンハッタン…

円周率の発見を知れば数学が身近な道具だと気付く

高等学校の数学で習う微分・積分。曲線のグラフが出てきたり、「f'(x)=」で始まる計算式が出てきたり、多くの高校生を挫折に追い込むのが微分・積分だと言っても過言ではないでしょう。それ以前に高校1年生の時に数学の難解さに着いて行けず、微分・積分を選…

脳死から考えるパワハラ

ここ最近、パワーハラスメント(パワハラ)が問題になっています。パワハラは、簡単に言うと、職場などで上位の立場の者が下位の立場の者に対して、その優越的地位を乱用して精神的・肉体的苦痛を与える行為です。単なる嫌がらせ行為ではなく、優越的地位を…

確率を頭の中で考えるな!現場を見ろ。

パソコンの発達で、確率の計算は、表計算ソフトを使えば簡単にできるようになりました。仕事で、よく確率や統計データを見たり、作ったりしている人は多いと思いますが、パソコンのおかげで作業が楽になったと感じているのではないでしょうか。確率や統計デ…

死から逃れようと、もがき続けて笑いを取る芸人魂

健康のためなら死んでもいい。こんな冗談もあるくらい、世の中は健康志向になっています。テレビを見ていても、食品のCMは何かしらの健康効果をうたったキャッチコピーが目につきますし、チャンネルを切り替えていると、どこかのテレビ局では、ダイエットや…

シャッフル給料制

平等な社会。それは、誰もが理想とする世の中です。しかし、平等と一口に言っても、人によって捉え方が違います。全員の給料が同額であることが平等だと思う人もいれば、機会の均等が保障されていれば結果が異なってもそれは平等だと考える人もいます。人に…

個人の意思は集団に左右されるか

重大事件のニュースを見ると、なぜ、そんな愚かなことをしたのかと思うことがあります。事件を起こした当人も、もしかしたら逮捕された時にそう思ったかもしれません。「あの時、思いとどまることができたのに」事件を起こす前に何度も葛藤があったと思いま…

徳川吉宗のような名君にも不得意なことはある

江戸時代には、上杉鷹山など名君と呼ばれた殿さまが何人もいました。江戸時代の名君の中で、最も有名なのは徳川吉宗でしょう。時代劇の主人公にもなり、悪人を懲らしめているイメージが先行している部分はありますが、多くの人が徳川吉宗を名君と称えていま…

孝明天皇が暗殺されたとすれば実行犯の目的はなんだったのか

倒幕派が力を付けつつあり、幕府の権威が次第に衰え始めている中、重大事件が起きました。慶応2年(1866年)12月25日に幕府寄りの立場にあった孝明天皇が崩御したのです。幕府にとっても、倒幕派にとっても、自らの主張に大義名分を持たせるためには、天皇の…

不本意な仕事をするビジネスマンは救われる

浄土真宗では、善人よりも悪人が先に救われるとする悪人正機説の考え方があります。善い行いをしている人よりも、悪事を働いている人を阿弥陀如来は先に救済するのなら、世の中、悪いことをしたもの勝ちになってしまいそうです。他人の迷惑を省みず私利私欲…

発展し続ける社会では不安を感じるのが当たり前

科学技術は日々進化し、それに応じて我々の生活もより良くなっていってます。数百年前と比較すれば、現代日本は極楽のような社会です。しかし、人生に不安を感じている人は多いのではないでしょうか。安心して生活できていると言える人よりも、何かしら不安…

古事記の神話も歴史のうち

古事記は、日本最古の歴史書です。歴史書というのですから、そこには事実か事実と考えられる内容が書かれているはずです。しかし、古事記の最初の方は、神代の時代のことが書かれているので、この部分は事実とは異なっているはずです。さすがに古事記に収録…

京都市よりも古都らしさを感じられる宇治市

1994年に「古都京都の文化財」が世界遺産に登録されました。千年以上にわたり日本の首都として栄えた日本文化の中心地であったことが、世界遺産登録の理由です。この時に登録された文化財の多くは京都市内にあるのですが、平等院と宇治上神社だけは宇治市に…

適正価格を表示して販売する商慣習を生んだ三井高利

買い物をしたり、レストランで食事する時、必ずと言っていいほどお店の商品やメニューに値札が貼られています。そして、商品を買ったり料理を食べたりした後は、その値札に記載された金額のお金を支払って取引が終了します。現代日本では当たり前にみられる…

フィールドワークは人間の想像力を超える

子供の頃は昆虫が大好きで、夏休みになると虫取り網を持って1日中昆虫採集をしていた人もいることでしょう。あれだけ大好きだった昆虫も、大人になると興味が無くなり、逆に毛嫌いし始める人も多いと思います。昆虫博士は、きっと大人になっても昆虫好きの人…

歴史の教科書からは当時の社会を理解できない

1868年の正月の鳥羽伏見の戦いから翌年5月の箱館戦争までの新政府軍と旧幕府軍との戦いは、1868年が戊辰年だったことから戊辰戦争と呼ばれています。それから60年後の戊辰年にあたる昭和3年(1928年)。東京日日新聞社が、正月の読み物として前年の暮れから…

仮想通貨はリスクが高いどけ預貯金にも不安がある

これから景気が良くなるのか悪くなるのか。資本主義社会に生きていれば、多くの人が気になる話題です。そして、景気を良くするためには何をすべきかも知りたいところ。反対に景気が悪くなるとすれば、今のうちに打つべき対策があるのかも知っておきたいです…

伊庭八郎の士道を貫かせた花魁小稲

その隻腕の剣士が活躍したのは、慶応4年(1868年)の5月下旬。西から攻め来る官軍を箱根で迎え撃つため、旧幕府の遊撃隊が出陣しました。遊撃隊を指揮していたのは、人見勝太郎と心形刀流の使い手伊庭八郎。両軍は箱根三枚橋で激闘を繰り広げます。この時、…

戊辰戦争の勝者と敗者の違いは政見の異同のみ

1発の砲声が正月気分を覚まさせた。暮れから不穏な動きがあったものの、正月くらいは楽しく過ごしたいと思っていた民衆にとって、年明けから戦争が始まるとはいい迷惑だ。慶応4年(1868年)正月3日の夕暮れ時。京都の南の鳥羽で、薩摩藩が幕府軍の隊列に向か…

仕事は自分で決められない

世の中には、偉大な功績を残す人がいます。不思議と、そのような方が発する言葉には重みがあり、素直に聞こうという気持ちになりますね。商売の世界なら、パナソニックの創業者の松下幸之助さんの言葉に感銘を受ける人も多いはず。同じ言葉でも、松下さんの…

市場競争が格差を作るとしてもセーフティネットの構築には市場競争が必要

21世紀に入ってから、格差問題が頻繁に議論されるようになっています。裕福な人と貧乏な人の二極化が起こっていると指摘する識者がメディアに登場する機会が多くなっているので、日本社会が20世紀後半との比較で格差社会となっているのは事実なのでしょう。…

鎖国の目的を忘れたらテロが起こった

日本は、江戸時代に中国、朝鮮、オランダ以外の国とは交易をしないいわゆる「鎖国」を行っていました。鎖国体制は、幕末のペリー来航によって終わり、日本は諸外国と交易をする開国の道を選びます。当時は開国すべきか鎖国を続けるべきかで世論が真っ二つに…

遷都は旧都に大打撃を与える

千年の都の京都は、平安遷都以降、政治の中心、文化の中心、経済の中心として発達してきました。しかし、京都の発展は順風満帆なものではなく、千年の間に様々な戦乱に巻き込まれ、そのたびに荒廃と再建を繰り返し現在にいたっています。特に京都に打撃を与…

人間は証明できることとできないことに左右されて生きている

人間は、何でできているのか?水とタンパク質と脂質で人体の9割以上が構成されていると答える人もいれば、もっと細かく炭素原子が大部分を占めていると答える人もいるかもしれません。これらの視点は、人間を物質として捉えています。しかし、水とタンパク質…

日本人は利他的ではない。景気が悪いと謙虚になるだけ。

バブル経済で沸いてた時代はずいぶん昔となりまして。高度経済成長にいたっては、もう歴史の世界。でも、どちらも経験したことがある人は、まだまだたくさんいらっしゃるわけで、景気の良かった時代を懐かしむ声は今も絶えません。バブル経済が崩壊して日本…

努力する人類を操る植物のしたたかな生存戦略

香ばしく焼きあがったパンの上でとろけるバター。想像するだけで、口の中いっぱいに小麦のほのかな甘みが広がります。今度は、焼きたらこが乗った炊き立てご飯を口の中にかき込む動作を思い浮かべてみましょう。ご飯がたらこの塩辛さを中和し、程よい旨味を…

応仁の乱の勝者が誰かわからない

今からちょうど550年前の1467年に応仁の乱が起こりました。応仁の乱は、中世の古い体制が壊され戦国時代へと突入た大乱です。室町幕府8代将軍の足利義政は、自らに子が生まれなかったことから弟の義視(よしみ)を次期将軍に据えることを決定しました。しか…

パンゲアの崩壊と哺乳類の進化

現在、地球上を支配している生物は人間です。科学技術を身に着けた人間は、自分よりも大きな生物に立ち向かうことができますし、目に見えない小さな細菌やウィルスとも戦うことができます。人間は、イヌやネコと同じ哺乳類です。なぜ、人間が地球上を支配で…