ウェブ1丁目図書館

読書で得ること感じること。ここはウェブ1丁目にある小さな図書館です。本の魅力をブログ形式でお伝えしています。

他人の行動を理解するために自分の価値観を捨てる

人の行動は、傍から見ると、時に不可思議に思えることがあります。

「なぜ、そんな誰にでも失敗するとわかることをするのか」
「なぜ、そんな手間のかかることをするのか」
「なぜ、もっと得する方法があるのにやらないのか」

でも、本人は、その行動をするべき理由があるからしているのでしょう。また、もっと良い方法があっても、その方法を知らないから今の行動をしているということも考えられます。

他人の行動に疑問を持つことは、よくあります。しかし、なぜ、そのような行動をするのか、理由を知ろうとする人は少ないと思います。いや、どうやって、理由を探り出すのか、その方法がわからない人が多いと言った方が良さそうです。

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災害から逃げ遅れないためにはレッテル貼りをしないこと

地震や台風といった災害が発生した際、逃げ遅れる人がいます。

避難訓練を経験していたり、事前にテレビのニュースなどで警戒するように注意喚起していても逃げ遅れる人が出てきます。逃げる時間がなかったという場合はどうしようもないですが、明らかに非難する余裕があったにもかかわらず逃げ遅れるのはなぜなのでしょうか。

のんびりとした性格だから逃げ遅れたのでしょうか。楽観主義者だから逃げ遅れたのでしょうか。

いろいろと推測してしまいますが、性格を理由にしている限りは、災害で逃げ遅れる人を減らすことはできません。

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現実を見る薩摩藩と空想で動く長州藩

幕末の文久3年(1863年)という年は、多くの出来事が起こりました。

その中でも、長州藩薩摩藩が外国と戦争をしたことは、後の日本の歴史に大きな影響を与えます。長州藩薩摩藩も、外国との戦争で手痛い打撃を受けたのですが、両藩で、その捉え方は全く異なっていました。

一方は、まだまだ戦えると思っていましたが、もう一方は外国と今やりあっても勝ち目はないと思っていました。真逆の考え方を持っていた両藩が後に手を結び江戸幕府を倒すのですから、歴史とは、なんと不可思議なことでしょう。

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ダービーと接着装蹄

2019年7月30日に1頭のサラブレッドが17歳でこの世を去りました。

現役時代は、飛ぶような走りで無敗のクラシック三冠馬となり、フランスの凱旋門賞では3位入線と健闘しました。引退後は種牡馬となり、産駒は多くのGⅠを勝っています。

そのサラブレッドの名は、ディープインパクト

デビュー前から、競馬関係者の間で最強馬との噂が流れるほど、ディープインパクトの素質は高く、新馬戦では予想通り圧勝しました。

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目標達成には行動分析学の力を借りて己を知ることが大切

世界で活躍するアスリートやアーチストなどは、子供の頃から将来の夢を強く念じていたと言われています。

例えば、小学校の卒業文集に「メジャーリーガーになる」や「サッカーのワールドカップに出場する」といった将来の目標が書かれていたとメディアで採り上げられることがよくあります。

しかし、一方で、同じように将来の夢を卒業文集に書いたのに夢が実現しなかった人もいます。むしろ、夢破れた人の方が多いのではないでしょうか。そして、夢破れた多くの人は、気持ちだけでは目標を達成するのは難しいと悟ったことでしょう。

「将来の夢を強く念じる」というのは抽象的です。目標達成には、抽象的な思いも大切でしょうが、もっと具体的な行動指針になるものがあった方が良いでしょう。

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