ウェブ1丁目図書館

読書で得ること感じること。ここはウェブ1丁目にある小さな図書館です。本の魅力をブログ形式でお伝えしています。

知的財産権は時に本来の目的とは違った使われ方をする

著作権特許権実用新案権意匠権、商標権。

これらの権利を総称して知的財産権といいます。知的財産権は、その名の通り権利ですから、誰かがその権利を持っていて、利益を得ています。そして、権利を侵害された場合には、損害賠償請求することができます。

ネットで情報発信をする際、他のサイトやブログの文章や写真を勝手に使用すると著作権の侵害になります。だから、SNSなどで発言する時に他人の著作物を使用する際は、著作権を侵害していないかどうか十分に注意を払う必要があります。

一方で、知的財産権は、権利者の権利濫用ではないかとの批判が起こることがあり、近年、こちらも問題となっています。

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会議はコミュニケーション

人が何人か集まると会議が始まるもの。

一口に会議と言っても、親しい友人同士がただ雑談をするような井戸端会議もあれば、何かを決定しなければならない学級会のような会議まで様々あります。講師が参加者の前に立って話をするセミナーもまた会議の一種です。

会議は、言葉によるコミュニケーションで行われますが、それ以外のコミュニケーションの影響も受けます。会議があらぬ方向に進んで行ったりするのもまた、言葉以外のコミュニケーションの影響を受けるからです。

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英語よりITより読む能力の方が重要

インターネットの普及は、情報収集に費やす時間を短縮してくれました。そして、人類は、かつてないほど多くの情報に接することができるようになりました。

では、インターネットを利用することで、知識が増えたかと聞かれると、そうでもないように思えます。情報のシャワーを浴びれば、それが知識となって頭の中に定着しそうですが、ウェブ上の情報は、なぜか短時間で脳内から消去されてしまいます。

どうやら、情報に接する機会が増えることと知識が身に付くことは別物のようです。

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言葉が思考を止める

言葉はとても便利な道具です。

例えば、「石」という言葉を発するだけで、相手に石という物体を連想させることができます。もしも、「石」という言葉がなければ、道端に転がっている石を指さして、相手に伝えなければなりません。

ハンバーガー、プリン、自動車、冷蔵庫、時計、野球、サッカー、オーケストラなど、物事に言葉が割り当てられていることで、我々人間は、声や文字を使って容易に意思疎通できます。

言葉とは、なんとすばらしいものなのでしょう。

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世界が抱える問題を解決する英断

戦争、貧困、差別、環境破壊。世界は、今も様々な課題を抱えています。

そして、これらの課題にどう向き合っていけば良いのか、人類は常に頭を悩ませています。

全世界的には、これらの課題は未解決です。でも、一部の国や地域では、これらの課題を解決しています。だから、世界的に未解決のこれらの課題は、すでに解決している国や地域に学ぶことで、地球上から徐々に消し去ることができるはずです。

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