ウェブ1丁目図書館

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走らない馬の縁からGⅠ勝利へ

2019年の日本ダービー

無敗で皐月賞を制したサートゥルナーリアが圧倒的支持を集めて1番人気になりました。レースは、逃げ馬が後続を大きく離す展開。最後の直線に入り、逃げ馬はばて、中段で脚を貯めていたサートゥルナーリアが外に進路を取り、上がり3ハロン最速でゴール。

しかし、結果は4着。勝ったのは、2番手を追走していた同じ厩舎のロジャーバローズでした。

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腹筋を割る過程は仕事にも活かされる

6つに割れた腹筋。いわゆるシックスパックに憧れる男性は多いです。

しかし、中年になると、理想とは真逆のお腹になっているもの。いつのまにこんなに丸くなってしまったのか。付き合いで、飲みに行く頻度が増えたことが原因のようにも思えるし、仕事が忙しくて運動不足になっていることも関係しているような気がします。


「こんなことでは、さらに丸くなってしまうし、それ以上に健康にも良くなさそうだから、ここらで本気出して腹筋を割ってみるか」


そんな心の声が聞こえてきそうな通勤電車の車内。

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ダービーと接着装蹄

2019年7月30日に1頭のサラブレッドが17歳でこの世を去りました。

現役時代は、飛ぶような走りで無敗のクラシック三冠馬となり、フランスの凱旋門賞では3位入線と健闘しました。引退後は種牡馬となり、産駒は多くのGⅠを勝っています。

そのサラブレッドの名は、ディープインパクト

デビュー前から、競馬関係者の間で最強馬との噂が流れるほど、ディープインパクトの素質は高く、新馬戦では予想通り圧勝しました。

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多くの人が関わる競走馬を走らせる調教師の稼業

競馬の世界では、毎年2月末は別れの季節です。

2018年2月末も、何人かの競馬関係者が引退しました。その中には、騎手時代にサクラショウリサクラチヨノオーでダービーを2度勝った小島太調教師もいました。

小島太厩舎と言えば、イーグルカフェマンハッタンカフェといったG1レースを勝利した管理馬がいました。他にも、ディサイファサクラナミキオーなど、オープンで活躍する馬を多数育てたことでも知られています。

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競馬界にフェアプレーと義理と人情で勝ち続けたジョッキーがいた

2015年9月。

フェアプレーを貫き通したJRA所属騎手が引退しました。

それは、藤田伸二騎手です。

藤田さんのジョッキー生活は25年におよび、通算勝利数は1,918勝。G1勝利数も17勝と、歴代のJRA所属のジョッキーの中でもトップクラスの成績を残しました。

通算勝利数もG1勝利数も、一流騎手というに申し分ありません。でも、藤田さんが他のジョッキーと比較して最もすばらしかったのは、特別模範騎手賞を2回、フェアプレー賞を17回獲得したことでしょう。

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