ウェブ1丁目図書館

ここはウェブ1丁目にある小さな図書館です。本の魅力をブログ形式でお伝えしています。なお、当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

知識の横展開が情報過多の現代で生きていく技術となる

1つのことを深く知ることは、専門性を磨くことになります。何年も、その分野について勉強していれば、他の人よりも専門性が高まっていきます。専門分野を持つことは、自分の売りになるので生きていくための武器になります。

一方で、広い範囲のことを学ぼうとすると、各分野の知識は浅いものとなり、自分にとっての武器にならないと考えられがちです。しかし、広く知識を身につけることもまた、専門性を磨くための助けとなりますし、生きていくための知恵となります。

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自分自身が気づいていない不満を探すことがマーケティングの訓練になる

マーケティングという言葉には、どこに多くの人がいるかを探し出し、そこで商売をして利益を獲得するといった印象があります。

そして、より多くの売上や利益を達成するために広告にお金を払い、顧客調査をすることこそがマーケティングだと考えられています。これで儲かっているのなら良いのですが、思うように成果が出ないと悩んでいる企業は多いのではないでしょうか。

消費者のニーズが多様化した現代の日本では、全ての顧客に同じものを売るという戦略は通用しなくなっています。だから、広告や顧客調査に多額の予算を割いて、人が多くいる場所を探しても、思ったほどの成果が上がらず、何をしたら商品が売れるのかわからなくなっています。

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まちづくりこそ利益重視

地域の活性化というと、B級グルメのイベントを開催したり、ゆるキャラを作ったりといったことがすぐに思いつきます。

そして、こういった取り組みをする場合、補助金をもらうこともよくあります。

しかし、このような発想は、短期的には人が集まって大成功したかのように見えますが、その後、地域に人が集まって来ることはなく一過性の効果しかなかったりします。一時的に盛り上がれば良いという意見もあるでしょうが、地域を活性化したいと考えている人は継続的に人が地域に集まってくる仕組みを作りたいと思っているはずです。

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海外の視点で日本史を見る

自国の歴史を学ぶ際、教える側は自国民であることが多いです。日本史であれば、日本人教師が、児童や生徒に教科書を使いながら教えます。どの国でも、自国の歴史は自国民から学ぶのが当たり前です。

だから、他国から自国の歴史を見るとどのように映るのかは、あまり意識されず、国内から見た自国の歴史こそが正しい歴史だと思いがちです。しかし、どの国も、海外と関わってきていますから、自国の歴史をより深く理解するためには、国内の視点だけでなく海外の視点も取り入れる必要があります。

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中学校の数学の問題を大人になってから解くと違った景色が見えてくる

小学校で習う算数は、必要な知識だと多くの人が思っているでしょう。一方で、中学校で習う数学は何の役に立つのかわからないと思っている人も多いと思います。

大人になって、方程式や関数を使う場面は少なく、中学校で習った数学が社会で生かされているように感じない人も多そうです。

数学は、思考力を磨く科目のように思えても、中学校では、問題に出てくる数字を暗記した公式に当てはめて計算する単純作業のようなテストが多かったので、思考力が高まったように思えませんでした。でも、大人になってから、中学校の数学に触れてみると、中学生の時とは方程式も関数も見え方が違ってくるのが不思議です。

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