ウェブ1丁目図書館

ここはウェブ1丁目にある小さな図書館です。本の魅力をブログ形式でお伝えしています。なお、当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

栄養素にばかり注目すると栄養の理解が難しい

食は、人間が生きていくために最も重要な活動です。

食品に含まれる栄養素を体内に吸収して活用しなければ、手足を動かせませんし、それどころか身体の形を保つことすらできません。そんな人間にとって重要な食事について、我々は料理の味に重点を置きすぎていないでしょうか。

口に入れた食べ物が、どのようにして体内に吸収されて使われ、そして、捨てられるのかについては、意外と知らないことが多いです。

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科学と仏教の不変的法則は同じ

仏教と科学。

それは相反するもののように思われています。

確かに仏教に限らず宗教は、誰かの頭の中で考え出されたことを検証することなく信じるという点で科学とは異なる思想と言えます。しかし、仏教でいう縁起は、今起こっていることは過去に原因を持つと考えており、これは物理学の因果関係とよく似た考え方です。

そして、真言宗の開祖空海と偉大な科学者のアインシュタインもまた、同じような思考をしていました。

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日本に住み続けるためには火山と上手に付き合うしかない

2022年1月15日にトンガで火山が大噴火しました。

あのような大噴火が、人がたくさん住む地域で起こっていたら、どれだけ多くの犠牲者が出たか想像もつきません。

ところで、現代の日本では、火山の大噴火が起こると思っている人は、とても少ないのではないでしょうか。20世紀に日本で起こった大噴火は、1914年の桜島と1929年の駒ケ岳の2回だけなので、日本で火山が大噴火することを想像できないのは当たり前と言えそうです。しかし、世界有数の火山帯である日本列島に住む限り、地震とともに火山の噴火は避けることができない自然災害なのです。

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深き知性から人類が進むべき道を探る

世界は、これからどうなるのか。

未来を確実に言い当てることはできないので、この問いに答えられる人は皆無でしょう。それなら、未来がどうなるかを考えても、どうせわからないのだから、想像するだけ無駄だとなります。

しかし、未来を完全に言い当てられないにしても、今起こっていること、過去の事実から、なんとなく人類が進んでいく方向性は予想できそうです。最近の気候変動の激しさを見ると、自然災害が今よりも多くなりそうだということを多くの人が予感しているのではないでしょうか。それなら、自然災害への備えが、これからの人類には重要となり、これまで以上に防災や避難に力を入れる必要があると考える人が増え、そして、自然災害に強い社会になっていきそうです。

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地球以外に生命がいると信じる人々が新技術を生み出す

いったい、誰が地球を飛び出して宇宙に行くことを考えたのでしょうか。例え、そのようなことを思いついても、どうやったら人が宇宙に行けるのか、具体的方法を思いつくことは難しかったに違いありません。

誰かが、「よし宇宙に行くぞ」と号令しても、技術が伴わなければ実現不可能です。その不可能と思われた宇宙に飛び出すことを人類はすでにやってのけています。そして、宇宙に行くことができるようになったら、今度は地球以外に生命がいるのかどうかを探査し始めました。

果たして、地球以外に生命が存在するのでしょうか?

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