ウェブ1丁目図書館

ここはウェブ1丁目にある小さな図書館です。本の魅力をブログ形式でお伝えしています。なお、当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

土地所有者不明問題の解消に個人番号が効果を発揮するのではないか

土地には必ず所有者がいて、しかも、その所有者を確実に特定できる。

誰もが、当たり前に思っているこの概念が崩れ始めています。いや、正確に言うと、明治以降、土地所有者を確実に特定できる制度は存在しておらず、いつでも所有者不明の土地が出現する可能性がありました。

近年、老朽化した空き家が倒壊する危険が指摘されていますが、所有者がわからない場合には、問題を解決するのが難しいです。

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宇宙人と交流できれば人付き合いに不安なし

人間社会で、人と交わらずに生きていくことは不可能に近いことです。

全ての人づきあいが楽しければ良いのですが、面倒な人付き合いも多いのが現代人のストレスの一端となっています。仕事上の人付き合いはストレスの本丸のようなものですが、プライベートでも、地味に嫌な人付き合いがあったりします。

PTAの役員とか、地域の催し、同窓会など。

これら、たまにやって来る人づきあいが面倒に感じる人は多いことでしょう。

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力なき者の中立は実現しない

江戸時代の新潟県越後長岡藩という小さな藩がありました。

無名な藩なので、現代人で越後長岡藩を知っている人はほとんどいないでしょう。もしも、知っているとしたら、河井継之助とセットで知ったという人ばかりと思います。

河井継之助は、幕末の越後長岡藩の家老で、司馬遼太郎さんの小説『峠』の主人公です。おそらく、河井継之助を知っている多くの人が、『峠』を読んで、その名を知ったのでしょう。

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時代の雰囲気は記録の細部にある

自分が生まれる前の出来事は、誰かに教えてもらわないと知ることはできません。

年上の人が記憶を頼りに語る内容は、部分的に忘れていることがあるので、やや正確性に欠けますが、それでも、まずまず信用できます。しかし、その年上の人も生まれていなかった時代の出来事については、人から人へ語られている間にまちがって伝えられる可能性が高くなります。

大昔に起こった出来事については、その当時に書かれた記録を見ることで、より情報の正確性が増します。

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一人でいるのが苦痛に感じた時こそオリジナルの知識が身に付く

一般常識や当たり前と言われていることは、多くの場合、学校で習ったり、また聞きした知識です。

「だから何?」

と言われれば、別に何もないのですが、ただ、自分の持っている知識の大部分が、誰かに教えてもらった内容で構成されており、自分で見つけた情報から作り出した知識が意外と少ないことに気づくと、自分の頭の中は、誰かの知識のコピーで埋め尽くされているんだなと思えてきて、個性とは何なのかという疑問がわいてきます。

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