ウェブ1丁目図書館

ここはウェブ1丁目にある小さな図書館です。本の魅力をブログ形式でお伝えしています。なお、当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

従業員の人生を守っている経理部

会社の業務の中でも、経理はお固い仕事との印象を持たれます。いつもお金の計算ばかりをして、細かいことをチクチク言ってくる嫌な部署と思っている営業担当者もいるでしょう。

しかし、それが彼らの仕事ですから文句を言うわけにはいきません。むしろ、気づかない間に経理に助けられている人が多いのですから、感謝しなければなりません。

続きを読む

文章は、体験を思い出すと書きやすく、不要な言葉を削ると伝わりやすい

白紙に文章を書くのは難しいです。何を書いたら良いのか考えるのに時間がかかりますし、題材が思いついても書き始めをどうしたら良いのか迷います。

きっと、すんなりと文章を書き始めているように見える人でも、何を書いたら良いのか、出だしをどうしたら良いのか、時間をかけて悩んだはずです。誰だって、文章を書くのは難しいと思っているものです。でも、最終的に文章を書き上げられる人は、何を書いて良いかわからず白紙のままの人とは異なり、文章を書くコツを知っているはずです。

続きを読む

平家物語の本筋とは関係ない祇王や横笛といった女性の存在に作者の意図があるのか

平家物語は、平家の栄華と滅亡を描いた軍記物ですが、数多くの女性が登場します。どの女性も脇役なのですが、平家物語の世界観を表現するために欠かせない存在となっています。

男性の政治争いに翻弄され、最後は出家したり田舎に隠棲したり、当時の女性たちが儚く世を送った姿が物語の随所で描かれています。

続きを読む

小さな問いを立て続ける過程で得た知識が身になる

博学とは何だろうかと考えた時、それは多くの知識を持っていることだとの結論にいたります。

そうすると、博学な人とは、単に知識量が多い人ということになります。でも、なんとなく、それは博学とは違うような気がします。情報を詰め込むだけならコンピューターの方が圧倒的に有利ですから、人よりコンピューターの方が博学なはずですが、そう思う人は少ないでしょう。

博学とは、情報を入手する過程にあるのではないか。単にインプットするだけならコンピューターの方が優れているけども、意味を持ってインプットするのは人にしかできないのではないか。

そう考え始めると、他人を博学だと思うことと、その人が情報をインプットする過程との間に何か関係がありそうだと気づきます。

続きを読む

日本に住み続けるためには火山と上手に付き合うしかない

2022年1月15日にトンガで火山が大噴火しました。

あのような大噴火が、人がたくさん住む地域で起こっていたら、どれだけ多くの犠牲者が出たか想像もつきません。

ところで、現代の日本では、火山の大噴火が起こると思っている人は、とても少ないのではないでしょうか。20世紀に日本で起こった大噴火は、1914年の桜島と1929年の駒ケ岳の2回だけなので、日本で火山が大噴火することを想像できないのは当たり前と言えそうです。しかし、世界有数の火山帯である日本列島に住む限り、地震とともに火山の噴火は避けることができない自然災害なのです。

続きを読む