ウェブ1丁目図書館

読書で得ること感じること。ここはウェブ1丁目にある小さな図書館です。本の魅力をブログ形式でお伝えしています。

コミュ力を試される大人の付き合い

人間という生き物は、社会を築き、他者と交わり合いながら生活をしなければならない宿命を背負って生まれてきます。大昔は、そんなことはなかったかもしれませんが、現代の日本社会では、生きていくために他者との交わりを避けられない構造となっています。

生まれた時には、家族との交わりだけでしたが、保育園や幼稚園に入れば友達付き合いが始まり、小学校に入れば、先生も含めてさらに多くの人と付き合うことになります。そして、社会に出れば、会派の上司や同僚、取引先の担当者と、付き合う範囲は拡大し、場面に応じた所作が要求されます。

あらゆる場面で、適切な所作をできる人は、コミュニケーション力、略してコミュ力が高いと称されます。コミュ力が高い人は、どこでも、誰とでも、流ちょうに会話ができます。その一方で、どのような場面でも、振る舞いがどこかぎこちない人もいます。もちろん、好感度が高いのは前者です。でも、幸福度という視点に立つと、どうでしょうか。

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過労や長時間労働は勤勉を称賛する社会で起こる

現代の多くの日本人は、組織に所属して働くようになっています。そして、仕事とは、組織に所属し、組織の規律に従って行動することとも言えます。

多くの人が集まり、分業することは、仕事を効率化しました。エアコンも自動車も、1人で作るより、複数人で作業を分担した方が、より高品質なものをより多く作ることが可能です。現代日本人が、快適に生活できるのは、組織化された仕事のおかげです。

でも、組織の中で分割された仕事を日々こなすのは、どこか味気ない気がします。日々の暮らしは快適になったけども、1日の大部分を分割された仕事に費やすことにやりがいを感じられないという方がいるのではないでしょうか。

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走らない馬の縁からGⅠ勝利へ

2019年の日本ダービー

無敗で皐月賞を制したサートゥルナーリアが圧倒的支持を集めて1番人気になりました。レースは、逃げ馬が後続を大きく離す展開。最後の直線に入り、逃げ馬はばて、中段で脚を貯めていたサートゥルナーリアが外に進路を取り、上がり3ハロン最速でゴール。

しかし、結果は4着。勝ったのは、2番手を追走していた同じ厩舎のロジャーバローズでした。

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量子を理解した人々が世の中の仕組みを変えていく

自分が見ている世界と他人が見えている世界は、果たして同じなのか。

こんな疑問を持ったことがあるのではないでしょうか。自分が見ている青色は、他人には赤色に見えているかもしれません。自分が見ている四角形は、他人には三角形に見えているかもしれません。

こんなことを考えていると、ある時、量子の世界へと思考が変化する瞬間が訪れます。しかし、それをうまく表現するのは難しく、再び目で見えている世界に引き戻されます。

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人はどこまで将来を予測できるか

将来を予測することほど難しいことはありません。不可能と言っても良いでしょう。

ところが、世の中には、将来を予測する情報があふれかえっています。これは一体どういうことなのでしょうか。考えられるのは、誰もが将来への不安を抱えており、そして、将来どうなるのかを知りたがっているということです。

わからなければわからないほど、どうなるか知りたいと思うのが人の性なのかもしれません。しかし、この世の中に絶対と言い切れるものは、生まれてきたら必ず死ぬということだけです。

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