ウェブ1丁目図書館

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正直者が報われない話が多い今昔物語

12世紀に書かれたわが国最古の説話集である今昔物語。

「今は昔」で始まる有名な説話集で、1200編以上も収録されています。こんなに多くの説話が収録されているのですから、今昔物語の説話を参考にして作られた物語が多そうですね。

今昔物語を一から読もうと思っても、古典だから読むのに苦労しますし、1200もの作品を読み終えるのには相当な時間がかかります。代表的な説話を現代語訳して読みやすくなった入門書があれば、より多くの人が今昔物語に親しむことができるでしょう。

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腹筋を割る過程は仕事にも活かされる

6つに割れた腹筋。いわゆるシックスパックに憧れる男性は多いです。

しかし、中年になると、理想とは真逆のお腹になっているもの。いつのまにこんなに丸くなってしまったのか。付き合いで、飲みに行く頻度が増えたことが原因のようにも思えるし、仕事が忙しくて運動不足になっていることも関係しているような気がします。


「こんなことでは、さらに丸くなってしまうし、それ以上に健康にも良くなさそうだから、ここらで本気出して腹筋を割ってみるか」


そんな心の声が聞こえてきそうな通勤電車の車内。

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戦国時代は女性も活躍した社会

日本の戦国時代は、下の者が上の者にとって代わる下剋上の世の中でした。

織田信長豊臣秀吉も、自分よりも身分が高い者たちにとって代わり大出世しています。

戦国時代の幕開けとなったのは、応仁の乱です。室町幕府8代将軍の足利義政の後継者争いが、他家にも影響を及ぼし、やがて日本中が戦乱に巻き込まれていきました。

戦国時代と言えば、男性中心の社会のように思われています。しかし、戦国時代に活躍したのは、武将だけではありません。女性たちも、活躍しています。

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中国史の中の恐ろしい女性たち

世の中には、なんとも恐ろしい女性がいるものであります。

保険金目的で次々と男性を殺害する女性など、たまに恐ろしい事件が報道されることがあります。現代社会に何か問題があるのだろうかと考えるものの、まあ、そういう女性もいるのだろうと結論を出して終わり。

現代の女性が凶悪になっているのかどうかは知りませんが、歴史上には、たびたび凶悪な女性が登場するものです。特に中国は歴史が長く、人口も多いことから、たまに恐ろしい女性が出てきます。

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女性が仕事をすることを制限されたのは江戸時代から

かつての日本では、仕事をするのは男性で、家を守るのが女性と考えられていました。

しかし、現在では、女性が外で仕事をすることは当たり前となっていますし、女性の社会進出を支援しようとする動きも見られます。古い慣習にとらわれず、男女同権とすることは、より暮らしやすい社会を築くために大切なことです。

ところで、「かつての日本」とは、どれくらい前のことなのでしょうか。実は、女性は家を守るものだとする考え方は、江戸時代以降に発達したものであり、戦国時代以前の女性は、もっと自由でした。

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