ウェブ1丁目図書館

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日本は昔からずっと格差社会。ベーシック・インカムの導入をそろそろ考えよう。

日本は、21世紀に入ってから格差社会になったと、よく言われるようになりました。

格差は、裕福な人と貧しい人の差が広がることですから、格差社会は、日本国憲法第25条に謳われている「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」を害する可能性があります。そのため、格差を是正せずに放置することは、日本国憲法第25条に反すると言えます。

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精神力を過大評価するのは日本人の癖

1941年12月8日に始まり、1945年8月15日に終結したアジア・太平洋戦争での日本人の死者は310万人、そのうち軍人・軍属は230万人でした。

戦時中の日本の人口が7,200万人前後でしたから、割合にして国民の約4.3%がアジア・太平洋戦争で犠牲になった計算です。

軍人・軍属の230万人の犠牲者は、戦死したと思うでしょう。しかし、彼らの死をひとくくりに戦死としてしまうことには違和感があります。

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当たり前に疑問を持ったら物理が発展した

世紀の大発見は、それを見つけて間もない頃は、世間から大注目されます。しかし、時が過ぎ、100年も経てば当たり前の概念となり、「そんなこと常識でしょ」と言われるようになります。

常識となっているから、それは大発見だったのですが、その概念が定着してしまうと意識されなくなるのは、何となく悲しいですね。

常識と言えば、地球が丸いことや地球が円運動を描いていることも、現代人なら当たり前に知っていることですが、発見した当初は周囲からバカにされたものです。しかし、これらが正しいとわかると、物理が一気に発展するのですからおもしろいです。

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無宗教だと思っている人が多い社会ほど宗教が浸透している社会

現代日本人は、無宗教だと言われています。

しかし、クリスマスを祝ったり、正月に初詣に行ったり、節分の日に豆撒きをしたり、お盆に墓参りをしたりと、様々な宗教行事に参加する人が多いので、現代日本人が無宗教だとは言い切れません。神や仏を信じないと言っている人でも、これら行事に参加していることを考えると、多くの現代日本人が何かしらの宗教の影響を受けながら、日々、生活していることはまちがいありません。

ところで、日本人は、いつから宗教と関わるようになったのでしょうか。

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自己犠牲が社会の利益になるかどうかはわからない

人間は、社会性のある生物です。

家族、学校、会社、スポーツチームなど集団で行動することが多いです。もちろん、個人行動もしますが、その場合でも社会の一員であることには変わりありません。

集団行動、つまり群れを形成して生活しているのは人間だけではありません。他の動物でも、群れを形成している種は多く存在します。

人間の場合、集団行動をすることで、製品の大量生産や大規模工業製品の製造が可能となり、社会全体を便利なものにできるので、群れを形成することに利点があるでしょう。では、他の動物たちが群れを形成することにはどのような利点があるのでしょうか。

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