ウェブ1丁目図書館

ここはウェブ1丁目にある小さな図書館です。本の魅力をブログ形式でお伝えしています。なお、当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

永遠に遠い星になった彼女

2021年2月10日にデビュー30周年を迎えたロックバンドのZARD

そのボーカルと作詞を担当していたのが、坂井泉水さんです。デビュー曲の「Good-bye My Loneliness」以降、数多くの楽曲を制作し、90年代には、ZARDのシングル曲を耳にしない日はないほど人気でした。

ZARDの楽曲が多くの人に聴かれたのは、坂井さんの透明感のある歌声に乗せた、リスナーの共感を呼ぶ歌詞にあったのでしょう。

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知っているとかっこいい粋な振る舞い

普段はガサツでも、場面に応じて正しい作法や粋な振る舞いができる人は、只者ではないと感じます。

そんなに細かい所作にこだわらなくても構わないだろうと思う人もいれば、作法やマナーに口うるさい人もいます。前者との交流は気が楽ですが、後者の場合だと会うだけで気が沈むこともありますよね。

でも、正しい作法や粋な振る舞いができれば、マナーにうるさい人と親しくなることも可能ですから、相手も自分も不快な気分にならないために知っておいて損はないでしょう。

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優劣がつかない日本の「三大」

金メダル、銀メダル、銅メダル。

オリンピックなどのスポーツの大会で、上位3人に贈られるメダルが金、銀、銅です。1番なら金、2番なら銀、3番なら銅と、順位がメダルの色で表されています。

例えば、その競技がレスリングだったとして、この場合、上位3人の選手のことを「三大レスリング選手」と言うようなことはありません。他の事柄でもそうです。日本人が決めた「三大〇〇」には、1番、2番、3番と優劣を付けているものは少ないですね。

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姓と名字の違い。将来的に名字の意味はなくなるか?

ここに山田太郎さんという人がいたとします。

この人の名は「太郎」です。では、「山田」はなんでしょうか?

きっと人によって答えが変わると思います。ある人は「姓」と答えるかもしれませんし、ある人は「名字」と答えるかもしれません。現代の日本では、どちらでも構わないのですが、本来、姓と名字は異なるものでした。

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京都人の曖昧な言葉を使う性格は争いを避けるため

「京都」という言葉には、日本らしさや雅を感じます。どちらかと言うと良い印象を受けます。

ところが、「京都人」という言葉には、いけず、曖昧といった悪い印象を持っている人が多いようで、京都人は性格が悪いと思われがちです。直接的な言い方をしないので、まどろっこしいとか、何を考えているのか伝わりにくいから実は腹黒いのではないかとか、とにかく京都人に対する他府県の印象は、お世辞にも良いとは言えません。

しかし、この京都人の性格は、実は余計な争いを作り出さない平和的なものなのです。

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