ウェブ1丁目図書館

ここはウェブ1丁目にある小さな図書館です。本の魅力をブログ形式でお伝えしています。なお、当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

一人でいるのが苦痛に感じた時こそオリジナルの知識が身に付く

一般常識や当たり前と言われていることは、多くの場合、学校で習ったり、また聞きした知識です。

「だから何?」

と言われれば、別に何もないのですが、ただ、自分の持っている知識の大部分が、誰かに教えてもらった内容で構成されており、自分で見つけた情報から作り出した知識が意外と少ないことに気づくと、自分の頭の中は、誰かの知識のコピーで埋め尽くされているんだなと思えてきて、個性とは何なのかという疑問がわいてきます。

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菌類との共生が人類が直面する課題を解決させる

菌は、何か汚いイメージがあり、人を病気にする悪い生物と思われがちです。

確かに細菌やウイルスは、時に人を病気にしますが、菌類には、シイタケなどのキノコに代表される真菌もおり、すべてが悪者というわけではありません。菌類をひとくくりにして悪いヤツと決めつけるのは早計です。

人だけでなく生態系にとっても好ましい菌はたくさんおり、菌なくしては地球環境は維持されないと言っても過言ではありません。

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大人になって大学入試の数学にチャレンジするのは楽しい

数学の授業は、「何を学んでいるのか、さっぱりわからなかった」という方は多いのではないでしょうか。

僕も、中学校2年くらいでよくわからなくなり、高校の時は数学の科目はほとんど選択しませんでした。難しい数学を知らなくても、生きていけるのですが、本を読んでいると、時々、複雑な数式が出てきて訳がわからなくなる時があります。こんなときは、もっと数学を勉強しておいた方が良かったなと思いますね。

でも、学生時代に数学を勉強してこなくても大丈夫。大人になってからでも、暇なときに勉強することは可能です。

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食料安全保障にとって漁業は欠かせない

狭い国土に1億2千万人もの国民が暮らす日本。

農地や牧場を作っても、それだけの胃袋を満足させられるほどの食料を確保するのは困難です。食料自給率が低い状態が続いているのは不思議なことではありません。

しかし、今よりも食料自給率を上げる方法はあります。それは漁業に力を入れることです。

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源平合戦は庶民にとって益のない権力欲にまみれた戦い

祇園精舎の鐘の声」で始まる平家物語は、栄華を誇った平家が転がり落ちていく姿を描いた古典で、現代でも、平安末期から鎌倉初期の時代を題材とした歴史小説が数多く出版されています。

「驕る平家は久しからず」という言葉がありますが、この時代は、平家だけが我が身のことを考えていたわけではありません。天皇上皇法皇も同じですし、公卿だって源氏だって自らの栄達ばかりを考えていました。しかし、平家物語という古典があることで、なんとなく平安末期は、平家の専横で人々が苦しんでいたような印象を持っている人が多いのではないでしょうか。

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