ウェブ1丁目図書館

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楽市楽座が皮肉にも本能寺の変を成功させた

1582年6月2日に京都で本能寺の変が起こりました。

天下統一までわずかなところまで来た織田信長を家臣の明智光秀が討ち取り、再び世の中は戦国乱世に逆戻りするかに思われたのですが、その後、豊臣秀吉明智光秀を倒し順調に天下を統一していきました。

明智光秀が謀反を起こし、織田信長を討ち取った理由はいろいろと噂があります。どの噂も納得がいくものですが、真意は明智光秀に聞いてみなければわかりません。でも、明智光秀本能寺の変を成功できた理由は容易に想像できます。

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嘘を言い続ければ事実になる

2014年に従軍慰安婦の強制連行はなかったことが明らかになりました。

それまでは、1人の日本人男性の証言から戦時中に日本軍が韓国人女性を強制連行し、慰安婦として働かせていたと多くの日本人が思っていました。ところが、韓国人女性が慰安婦として働かされていたことは事実ですが、日本軍の関与による強制連行については一切の証拠がなく、日本人男性の証言も嘘であることがわかりました。

すでに1990年代前半に日本軍の関与による強制連行はなかったことが、国内の専門家の間での共通認識になっています。それなのに強制連行があったという嘘を多くの国の人々が今も信じ続けています。

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金融の発展が貧困を防ぐ。自由競争は格差拡大をもたらさない。

貨幣経済が発達した現代では、金融が重要になっています。

独立してレストランを開業する場合でも、工場が新製品の製造のために設備投資する場合でも、多額の資金が必要になります。その資金を融通する仕組みが金融です。銀行がお金を貸すのも金融ですし、企業が株式や社債を発行して証券市場から資金を得る手段も金融です。

資金提供を受ける側からすると、金融は将来の収入を担保に資金を集められるので、現在、無一文であっても新規事業を行える利点があります。そして、これは、経済全体の発展速度を加速させれるので、豊かな社会作りにも貢献します。

しかし、金融に対しては多くの偏見があります。それは自由競争に対する偏見も同じで、どちらも、格差の拡大や貧困家庭を増やすといった間違った考え方です。

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環境に適応できた者だけが生き残るのではない。平凡でも生存できることを分子進化の中立説が教えてくれている。

今よりも優れたものを生み出す、あるいは優れた状態になることを進化と言います。

生物が生存に有利なように体を変化させることも進化ですし、以前よりも住みやすい社会になることも進化です。電化製品が改良されて使い勝手が良くなったり、低価格になることも進化と言えるでしょう。

そして、進化した生物が出現すると進化できなかった生物が滅び、進化できなかった製品は新型製品に取って代わられるというのが、現代では当たり前の認識となっています。ところが、進化は必ずしも生存に有利な場合にだけ起こるものではありません。大した変化はなくとも、生き残ることだってあるのです。

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食事の目的は生体内での物質交代

食事の目的。その認識は人によって異なっています。

美味しく食べる、楽しく食べる、そういった娯楽的要素を食事の目的と捉える人もいるでしょう。また、単に生きていくために必要だから食事をすると言う人もいるはずです。おそらく、食事の目的を問われた時には生命活動の維持に欠かせないからと答える人が多く、毎日絶対に必要な行為なのだから美味しく楽しく食べるようにしたいと思っているのではないでしょうか。

食事なしに人間は生きていけません。必須の栄養素の補給があってこそ生体を維持できます。

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