歴史の節目には必ずと言っていいほど争いが起こります。そして、勝者と敗者が生まれます。
歴史は勝者の側からの記録をもとに語られることが多いので、後世の人々は、どしても勝者が正義で敗者が悪と考えがちです。しかし、そもそも歴史において善悪を決めることに意味はないのかもしれません。現代社会では選挙によって為政者が選ばれますが、当選した候補者が正義で落選した候補者が悪とはなりません。選挙では、有権者が最も社会を良くしてくれそうな候補者に投票しているだけです。
続きを読む社会には様々なルールがあります。法律や条例がその典型ですね。
個人の約束もルールと言えます。約束を破ると自分の信用が失われ、次から頼みごとを聞いてくれなくなるでしょう。でも、これは自業自得だから仕方ありません。しかし、国家が国民との間で作ったルールは、国民が違反すると罰を受けますが、国家が違反しても罰を受けることはありません。
続きを読む