ウェブ1丁目図書館

ここはウェブ1丁目にある小さな図書館です。本の魅力をブログ形式でお伝えしています。なお、当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

文永の役の勝利は疲弊した蒙古軍を鎌倉武士団が蹴散らしたから

歴史上の事件の中には、考えられないような奇跡的なものがいくつもあります。

偶然なのかもしれませんが、もしかしたら、必然的に起こった事象だったのかもしれません。科学が未発達の時代にあっては、それは奇跡と呼ぶしかなかったり、神仏のご加護があったのだとしか説明できなかったのでしょう。

もしも、現代に同じ事件が起こったとしたら、それは、奇跡でも何でもない当たり前の事象として説明できるのかもしれません。

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SDGsは企業活動を制約するものではない

SDGsエスディージーズ)という言葉をよく聞くようになりました。また、サステナビリティという言葉も同時に普及してきました。

SDGsは、日本語に訳すと「持続可能な開発目標」となります。そして、サステナビリティは、持続可能性と訳され、SDGsの「S(Sustainable)」から来ています。

今、SDGsサステナビリティが強調されているのは、これまで通りに人間が活動していては、地球も社会もダメになってしまうとの危機感があるからです。地球の未来のことを考えるのであれば、SDGsについても知っておいた方が良いでしょう。

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陰謀論もエビデンス主義も想像力が欠如している点で同じ

新型コロナウイルスが流行した時、毎日、感染者数がテレビや新聞で報じられていました。昨日は何人、今日は何人、累計で何人などといったように。

そのたびにコロナウイルスに恐怖する人もいたでしょう。でも、現在もコロナウイルスは存在し、感染する人もいますが、メディアで報じられなくなったため、当該ウイルスに恐れながら日々生活している人はほとんどいなくなっています。

結局、新型コロナウイルスに対する恐怖の感情は、感染者数が過剰に可視化されたから湧き出したものだったのだと、今では多くの人が思っていることでしょう。

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話や文章がおもしろい人の特徴。それは副詞にあり。

おもしろい話をする人や上手に文章を書く人がいます。

おもしろい話も上手な文章も、その人の体験が興味深いものであることが多いですが、それだけでは、おもしろく話せませんし、上手に文章を書けません。

昨日、偶然経験したことが珍しいことだったとしても、話し方や書き方によっては、あまりおもしろく感じないことがあります。反対にそれほど珍しい体験でなくても、話し方や書き方を工夫するだけで、相手に興味深い体験をしたように伝えることができます。

ところで、話や文章におもしろさを感じるか感じないかは、どこで決まるのでしょうか。

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太平洋戦争の失敗から学べることは多い

企業不祥事が報道されると、次々に組織の腐敗が明るみになっていきます。

組織が腐敗するから不祥事が起こるのか、不祥事が起こるから組織が隠ぺい体質になり腐敗するのか、どちらが先かはわかりませんが、不祥事と組織の腐敗は深い関係があると言えそうです。

不祥事は企業だけで起こるものではなく、政府などあらゆる組織で起こります。組織の不祥事は、なぜ起こるのでしょうか。

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