ウェブ1丁目図書館

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家計消費が経済を支えている。しかし、家計所得の増加だけが幸福をもたらすのではない。

日本経済が低成長時代に突入してから長い年月が経過しています。

経済の低成長は悪だと言われていますが、低成長は高度に経済が発展した後に必ず訪れるのですから、現在の日本は他の国々と比較して暮らしやすい国になっているとも考えられます。しかし、それでも経済発展し続けることを望むのであれば、家計消費を拡大しなければなりません。

日本の国内総支出の50%以上が民間最終消費支出で構成されていること、国民可処分所得の使用では60%以上が民間最終消費支出で構成されていること、この2つの観点から見れば日本経済に大きな影響を与えているのは家計消費だと簡単にわかります。

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