現在、スーパーでも家電量販店でも、同じ商品でありながら異なる価格で販売されていることがあります。むしろ、店頭価格が異なっていることが当たり前とも言えます。
でも、昔はメーカーが決めた価格で小売店は販売しなければなりませんでした。つまり、価格決定権を流通ではなくメーカーが握っていたのです。
それが、今では、法令に違反するような不当競争にならなければ、価格を小売店が決めて自由に売ることができますし、インターネット上に価格比較サイトやオークションサイトまで出現して、商品をいくらで買うかを消費者が決めれるようにもなっています。
このような消費者側が優位に立って買物できる状況を作ってくれたのは、ダイエーの創業者である中内功さんです。
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