ウェブ1丁目図書館

ここはウェブ1丁目にある小さな図書館です。本の魅力をブログ形式でお伝えしています。なお、当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

キリストは再臨したのか

エスを救世主とするキリスト教は、世界中で多くの人々に信仰されています。

弟子たちに裏切られ、みすぼらしく死んでいったイエスが、なぜ、多くの人々に今なお崇敬されているのか、不思議に思う部分があります。

また、現代の先進国で、イエスと同じ考え方を言葉にして主張しても、それほど多くの人の心を打つことはないようにも思えます。しかし、だからこそ、イエスの教えは多くの国々に浸透しているとも考えられます。

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人の哀しみに寄り添う

生きていれば、悩むこともありますし、困難に直面することもあります。

努力によって克服できる場合もあるでしょうが、自分の力ではどうすることもできないことだってあります。

ある困難に直面した時、人は、その困難を乗り切る方法を知ろうとしますし、その困難を乗り切る方法を知っている人からアドバイスを受けようとします。専門家に依頼して、不都合を解消することもあるでしょう。

しかし、様々な方法を試しても、克服できない困難はあります。そうなると、もはや奇跡が起こるのを願うしかありません。

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無宗教だと思っている人が多い社会ほど宗教が浸透している社会

現代日本人は、無宗教だと言われています。

しかし、クリスマスを祝ったり、正月に初詣に行ったり、節分の日に豆撒きをしたり、お盆に墓参りをしたりと、様々な宗教行事に参加する人が多いので、現代日本人が無宗教だとは言い切れません。神や仏を信じないと言っている人でも、これら行事に参加していることを考えると、多くの現代日本人が何かしらの宗教の影響を受けながら、日々、生活していることはまちがいありません。

ところで、日本人は、いつから宗教と関わるようになったのでしょうか。

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葬儀だけでは、いのちの大切さは伝わらない

日本人は、無宗教の人が多いと言われています。

確かに日常生活の中で、宗教を意識することは少ないです。初詣や節分など、何か宗教行事がある時にちょっと参加してみるといった程度の関わりはありますが、それら行事への参加も、宗教をあまり意識していないのではないでしょうか。

ただ、葬式の時だけは、仏式で行われることが多いため、ほとんどの日本人が、一生のうちで仏教と関わる機会を持っています。でも、現代日本人にとって仏教とは葬式仏教であり、無意識のうちにお寺も葬儀会社も同じようなものと捉えているように思います。

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葬式に金をかけるのは執着だろうに

日本消費者協会が2017年に行った「第11回『葬儀についてのアンケート調査』報告書」によれば、葬儀費用の平均は約196万円でした。10年前の「第8回『葬儀についてのアンケート調査』報告書」では、葬儀費用の平均が231万円でしたから、徐々に葬式にかけるお金が減少していることがわかります。

僕は、この傾向は良いことだと思いますが、まだ桁が2つ多いように感じますね。

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