ウェブ1丁目図書館

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神さまに教えてもらうビジネスのヒント

困った時の神頼み。

何か運任せのような言葉ではありますが、案外、問題解決の方法を神さまが教えてくれることがあるものです。日本国内には多くの神社があり、また、お寺の中にも神社が建っていることもありますから、どこに住んでいても神頼みをすることができます。

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四国と九州の仏教寺院を訪ねた著作を読み神仏習合の意味を考える

日本全国に仏教寺院は、コンビニ以上の数があります。

新しいお寺もあれば、平安時代奈良時代に創建された千年以上の歴史を持つお寺もあります。宗派もいろいろあり、調べていくと、それぞれに個性があることに気づきますね。

ご当地グルメを求める旅をする人がいるように各地域にお寺を求めて旅をする人もいます。日本一周寺院の旅を経験した人は、いったいどれくらいいるのでしょうか。

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自然科学の発達の背景にはキリスト教があった

現在の我々の生活の中には、洗濯機、冷蔵庫、自動車、テレビ、インターネットといった便利な道具があふれかえっています。

このような工業製品を利用できるようになったのは、ヨーロッパで産業革命が起こり、人々の生活が近代化していったからです。それは、言葉を変えると科学技術の進歩となるでしょう。

しかし、科学技術の進歩という言葉もまた、産業革命が起こった理由を説明するのに不完全と言えます。なぜなら、科学技術の進歩の背後には、キリスト教があったからです。

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死霊の怨霊化を防ぐのが弔いの目的

我が国では、人が亡くなると、家族で葬式をしたり法事をするのが、弔いの儀式として定着しています。

弔いの儀式は、古来から行われており、奈良時代聖武天皇が大仏を造立したのも弔いの一つです。

ところで、弔いの儀式は、どういう意味で行われるようになったのでしょうか。我々現代人は、死者がかわいそうだとの気持ちで葬式や法事を行っていますが、古い日本人も同じ感覚を持っていたのでしょうか。

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お墓参りは石塔に手を合わせること

お盆になれば、お墓参りに行く人もいるでしょう。

お寺あるいは霊園に行き、「〇〇家之墓」や「〇〇家先祖代々之墓」と刻まれた石塔の前に立ち、手を合わせるのが一般的なお墓参りの作法とされています。そして、お墓参りをするたびに「ご先祖様に感謝しなければならない」と思うことでしょう。

しかし、我々が普段目にするお墓の歴史は浅く、多くの場合、そこにご先祖様と呼べるほど時間的に遠い血縁者の遺骨が納まっていることはほとんどありません。

なぜなら、現在の家墓が普及したのは、1960年代から70年代にかけてなのですから。

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