ウェブ1丁目図書館

ここはウェブ1丁目にある小さな図書館です。本の魅力をブログ形式でお伝えしています。なお、当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

他人に借りがあることは強力なセーフティネットになる

現代日本人の暮らしは、継続的に仕事と収入を得て成り立っています。一方で、日雇いの仕事をしている人もいますが、そのような働き方は、その日暮らしで不安定なものであり、好ましくないもののように思うところがあります。

でも、仕事と収入が継続する環境にいることは、実はリスクの高い生き方をしているのかもしれません。仕事と収入の継続が途絶えた時、今の暮らしが急変する人は少なくないはずです。

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価値創造型の読書が世界が抱える難題を解決する

日本人1億2千万人が、自分に毎年1円をくれると年収1億2千万円になるな。

昔、そんなことを考えたことがあります。しかし、どうすれば、それを実現できるかわかりませんでした。でも、インターネットが進歩した現代では、それが可能になりつつあります。送金はインターネットを使って簡単にできるようになっていますから、後は、1億2千万人が自分に向けて1円を送ってくれれば良いだけです。

ただ、「顔も見たことのない人間にいったい誰が送金するのか」と考えると、例え1円でも送金する人を探すのは難しいでしょう。でも、それは、読書によって可能になるかもしれません。

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振仮名は漢字の読み方を知るためだけの道具ではない

戦国時代に浅井長政という武将がいました。

最近は、浅井長政と書いて「あざいながまさ」と読むのだと言われていますが、かつては、「あさいながまさ」と読んでいました。昔の文献に浅井長政と書かれていたら、「あざい」なのか「あさい」なのか判断できないので、振仮名を付けておいて欲しかったと思うところです。

でも、例え振仮名が付いていても、昔は濁点を使わないこともあったので、「あさいなかまさ」と書かれていたかもしれません。これだと「あざい」か「あさい」か判断しようがないですね。

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足利義満の死後に回復していった天皇の権力

天皇家は、二千年の長きにわたって続いています。

平清盛織田信長のような強大な武力を持った武士が登場しても、天皇家は途絶えることなく現代まで続いていますが、室町時代には、足利義満皇位簒奪計画により、その存続が危ぶまれた時期がありました。

足利義満は、とんちで一休さんに負けてばかりいる情けない将軍様の印象が強いですが、実際の足利義満は、誰も逆らえないほど強大な権力を握っていたのです。

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インターネットで検索しても調べたことにはならない

何かわからないことがあったら、インターネットで検索すれば答えが返ってきます。現代では、調べるというと、このインターネットで検索することが主流になっているのではないでしょうか。

先人の知恵を拝借するという意味では、インターネットは大変便利な道具です。しかし、誰も調べたことがないことを知る手段として、インターネットは最適な道具とはなりません。また、誰も気づいていないことは、インターネットに存在しません。そんな誰も知らないことや気づいていないことを見つけ出すには、やはり、自分で様々な場所から情報をかき集めてくるしかないでしょう。

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