ウェブ1丁目図書館

ここはウェブ1丁目にある小さな図書館です。本の魅力をブログ形式でお伝えしています。なお、当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

ヒトが進化によって獲得した教育

ヒトは、なぜ教育を受け、そして学習するのか。

その答えとして、よく耳にするのは、大人になった時に必要な知識を子供のうちに身に付けておく必要があるといったものです。また、大人になってからも学習するのは、変わりゆく社会についていくためだと。

しかし、これは、ある社会を維持させるために誰かが決めたことであり、生物としてのヒトが、なぜ、学習し、他人を教育するのかの答えではありません。いったい、ヒトは、どのようにして学習と教育を身に付けたのでしょうか。

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政治にも経済にも基本的なルールがある

政治や経済のニュースは、よくわからないことが多いです。

なぜ、あの国は戦争をするのか。
なぜ、衆議院の解散は、今から何ヶ月後だと予想できるのか。
なぜ、金融緩和が経済に良い影響を与えるのか。

これらは、ニュース番組でコメンテーターが解説してくれることが多いので、なんとなくわかったような気分になります。でも、朝起床した時に内容なんて全部忘れていて、結局、「なぜ」の数が全く減っていないことに自分の頭の悪さを痛感させられます。

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院政は江戸時代まで続いた

天皇が存命中に譲位すると、太上天皇となります。省略して上皇と呼ぶのが一般的です。

上皇が、権力を握り政治を行うことを院政といい、平安時代末期の白河上皇鳥羽上皇後白河上皇院政を行った上皇として特に有名です。上皇は、現代の会社でいうと会長のような存在です。本来、社長が会社のリーダーなのですが、会長の言うことに逆らえず、会長の意見が会社を動かす場合があります。

院政もこれと同じで、社長である天皇よりも、会長である上皇の意思が政治に反映される状況にありました。

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人類の未来は技術に依存する

人類は、どこに向かっているのか。

AIの発達で、人間の仕事が減り、何もしなくても生きていける社会になると言う人もいれば、多くの失業者が現れて社会が混乱すると言う人もいます。また、政治の面では、これから世界は一つになっていくという見方もありますし、逆に閉鎖的な国が増えていくとの見方もあります。

人類の未来は、どうなるのでしょうか。

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戦前の天皇は絶対的権力を持って国を統治してはいない

現代日本では、天皇は象徴とされています。

戦前は、天皇は神として崇められ絶対的な権力を持っていたのが、戦後、人間宣言により今の象徴天皇になったというのが、多くの国民の理解ではないでしょうか。

しかし、戦前も、天皇が絶対的な権力を持っていたわけではないし、戦後も、天皇は単なる象徴となったのではありません。

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