ウェブ1丁目図書館

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歴史上の事件の当事者の心理を読み解く

芥川龍之介の『羅生門・鼻』は、王朝物と呼ばれる平安時代を題材にした作品が収録されており、その中には、歴史上実際にあった事件を題材にしたものもあります。

「その話は知っているよ」という内容でも、芥川龍之介の視点は角度が変わっているので、新鮮さを感じますね。

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平安時代から人間の心理は変わらない

芥川龍之介の作品には、王朝物と呼ばれる平安時代を題材にした歴史小説があります。それら王朝物を収録したのが、『羅生門・鼻』をです。

芥川龍之介の王朝物には、今昔物語や栄華物語など必ず出典があります。だから、『羅生門・鼻』を読んでいると、どこかで聞いたような話だなと感じます。でも、芥川龍之介の筆になると、読後の感想が、また違ったものになるので不思議です。

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過信と当たり前が経済を落ち込ませる

低迷する日本経済。

この言葉を何度聞いたことでしょう。20年以上前から同じことが言われていますから、もしかしたら、日本経済は低迷していないのではないかとも思ってしまいます。しかし、将来の展望が全く見えないと感じている人が多いのであれば、やはり、日本経済は低迷しているのでしょう。

では、日本経済が低迷しているとして、その原因はいったい何なのでしょうか。

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フィールドセールスから戦略型のインサイドセールスへ

企業が存続するためには、とにかく売上がなければなりません。そして、売上を維持したり増やしたりするためには、必ず顧客を獲得する必要があります。

この顧客を獲得するための行為を一般的に営業といいます。

営業には、様々な手法がありますが、営業職でない人でも知っている手法には、飛び込み営業、電話営業、ルートセールスなどがあります。この中で、飛び込み営業や電話営業を受けたことがある人は非常に多いと思います。そして、ほとんどの人が迷惑だと感じたことでしょう。

だから、今まで当たり前に行われていたこれらの営業は、効果が低く、そのうち実施する企業は少なくなるはずです。

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伊藤博文暗殺は殺人事件か独立戦争か

1909年10月26日午前9時過ぎ。

東清鉄道ハルビン駅で、伊藤博文が韓国人の安重根に射殺されました。この事件は、日本側から見ると、テロリストによる殺人事件です。ところが、安重根は、伊藤博文の暗殺は殺人ではなく、独立戦争だと述べています。

その真意は、いったいどういうことなのでしょうか。

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