ウェブ1丁目図書館

ここはウェブ1丁目にある小さな図書館です。本の魅力をブログ形式でお伝えしています。なお、当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

原理原則に従うことで不測の事態に対応できる

不測の事態が起こった時にどう対応すべきか。

このような問いに対しては、様々な答えが返ってきそうです。事前のトレーニングが大事だと答える人もいれば、常に冷静であることが重要と答える人もいるでしょう。日ごろからあらゆる事態を想定しておくと答える人もいるかもしれませんね。

しかし、不測の事態なのですから、そもそも事前に想像することは困難ですし、それに対応するためのトレーニングを積むことも難しいです。不測の事態に対応するためには、個別の事象への対応力を高めることよりも、原理原則に従った行動ができるように訓練することの方が重要です。

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身に着けた知識を活用するためにインバスケットをやってみる

知識はあるけども、それを実践に生かしきれいていないと感じている方は少なくないと思います。

よく勉強し、様々なことを知っているのに仕事で活用できないのは、なぜなのでしょうか。自分が身につけた知識が仕事や実生活で使えないのは、役に立たない知識ばかりを吸収しているようにも思えますが、それは大きな問題ではなさそうです。

持っている知識を十分に生かせないのは、アウトプットのトレーニングが、これまで行われてこなかったことが原因かもしれません。

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国際的なニュースの背景には宗教が関わっている

ニュースを見ても、その背景を知らなければ、メディアが伝えようとしていることがさっぱりわかりません。

日本国内のニュースだと、アナウンサーの言葉を聞いていれば、なんとなく理解できることがあります。でも、国際的なニュースになると、基礎知識がなければ、内容をほとんど理解できません。ただ、南米で暴動が行ったとか、中東でテロが起こったとか、事件の結果を知るだけです。

国際的なニュースを理解するためには、世界史の知識がどうしても必要になります。特に宗教の知識がないと、なぜ、そのような事件が起こったのかを全く理解できません。

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いつだって管理職は悩み多きもの

組織に所属すると、何かしらのしがらみがあるもので、時に理不尽とも思える要求に応えなければならないこともあります。

若いときは、それを苦痛に感じることもありますが、社内のルールに従っていれば、どうにか仕事をこなせるものです。でも、マネジャーまで昇進すると、ただルールに従っていれば良いだけでなく、人と人との間に入って面倒な調整をしなければならなくなります。

一方を立てれば他方が立たたなくなるジレンマを抱えながら、毎日の仕事をこなさなければならないマネジャーは、職場で多くの悩みを抱えているものです。

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グループに属す安心感だけでは快適な社会は生まれない

誰だって、人と同じだと安心するもの。

海外に旅行に行って日本人が自分一人だけだと不安になります。でも、友人と一緒だと安心できます。たとえ、出発した時は一人だったとしても、現地で日本人を見れば安心します。

この安心感はどこから来るのか考えてみると、自分が所属しているグループがあるのかないのかが理由のように思えます。海外で日本人が自分だけだとグループは形成されないけど、他にも日本人がいれば、それだけで日本人グループに属している安心感が生まれるのではないでしょうか。

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