犯罪を描いた物語の終わりは、大体こんな感じです。
- 犯人が最後に改心する
- 犯人が正義の味方に成敗される
- やむを得ない理由で悪事に手を染めた犯人に慈悲を与える
多くの場合、物語の終わりとともに悪者がいなくなるのが定番です。このような展開が、ウケが良いのでしょうね。でも、今昔物語では、悪者が最後まで悪者という話が多く、現代人の感覚からすると、そんな終わり方はありかと思ってしまいます。
12世紀に書かれたわが国最古の説話集である今昔物語。
「今は昔」で始まる有名な説話集で、1200編以上も収録されています。こんなに多くの説話が収録されているのですから、今昔物語の説話を参考にして作られた物語が多そうですね。
今昔物語を一から読もうと思っても、古典だから読むのに苦労しますし、1200もの作品を読み終えるのには相当な時間がかかります。代表的な説話を現代語訳して読みやすくなった入門書があれば、より多くの人が今昔物語に親しむことができるでしょう。
続きを読む6つに割れた腹筋。いわゆるシックスパックに憧れる男性は多いです。
しかし、中年になると、理想とは真逆のお腹になっているもの。いつのまにこんなに丸くなってしまったのか。付き合いで、飲みに行く頻度が増えたことが原因のようにも思えるし、仕事が忙しくて運動不足になっていることも関係しているような気がします。
「こんなことでは、さらに丸くなってしまうし、それ以上に健康にも良くなさそうだから、ここらで本気出して腹筋を割ってみるか」
そんな心の声が聞こえてきそうな通勤電車の車内。
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