ウェブ1丁目図書館

ここはウェブ1丁目にある小さな図書館です。本の魅力をブログ形式でお伝えしています。なお、当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

自動車保険などの損害保険は自分が加害者になった時の補償額を無制限にする

「もしも、大怪我をしたり大病を患ったりしたら、高額の治療費を負担しなければならないので家計が破綻するかもしれない。だから、医療保険に加入しておこう」

そう思って医療保険に加入する方が多いと思います。でも、健康保険には、高額療養費制度があるので、意外と自己負担しなければならない医療費は少なくて済みます。また、生命保険にも加入しておかないと不安だと言う方もいますが、こちらも、あなたが亡くなった後、家族の生活の見通しが立てば高額な保障を付ける必要はありません。

生命保険も医療保険も、自分のために加入するものです。したがって、自分が我慢すれば加入しなくても良いですし、保障額を少なくする選択も可能です。

しかし、他者への損害賠償が発生した場合には、そうはいきません。

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黒船来航と競争社会の到来

1853年の黒船来航は、明治維新のきっかけを作りました。

しかし、明治維新が実現するのは、それから15年後の1868年。黒船を見た当時の日本人は、カルチャーショックを受けたはずなのに国の体制を変えるのに15年もかかったのはなぜなのでしょうか。

考えてみれば、黒船ショックから明治維新までの15年は長すぎます。もっと短縮できたのではないかと思うのですが、それを妨げる何かがあったのでしょうか。

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小さなストレスを受けることでストレス耐性ができる

生物の体は、タンパク質でできています。

タンパク質は、20種類のアミノ酸のつながりですが、ただ一直線上につなげただけでは機能せず、立体的に形を整えなければなりません。このアミノ酸の連なりを立体的に整える能力はフォールディングと呼ばれ、生物はこの能力を持っています。

しかし、生物が活動を続けていると、タンパク質の立体構造が壊れることがあります。これをタンパク質の変性といいます。タンパク質の変性は、生物が生きていく上で好ましくない状態です。例えば、体が高熱にさらされるとヤケドしますが、これもタンパク質の変性の一つであり、ヤケドの症状が重ければ死にいたることもあります。

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ビタミンCの大量摂取はストレスにもウイルスにも打ち勝つ

人間は、なぜ、食事をしなければ生きていけないのか?

その質問に簡単に答えるなら、人体を構成する成分を食物から摂取するためとなります。人間の体は、自らの力で様々な成分を合成する能力を持っていますが、合成不可能な成分もあります。それら、人体が合成不可能な成分は、食事から摂取するしかなく、必須アミノ酸、必須脂肪酸、ビタミン、ミネラルは食事から必ず摂取しなければならない栄養素とされています。

この中で、ビタミンは少量の摂取で事足りる栄養素なのですが、ビタミンCだけは大量摂取が望ましいです。

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バイオテクノロジーは食料生産に貢献するし生命も誕生させる

生命は、親が子を産み、子が孫を産むといった具合に誕生していきます。哺乳類であれば、雌雄1組のペアが生命誕生には必要です。

自然の摂理の中で、生命は誕生するというのが多くの人の当たり前の感覚だと思います。しかし、20世紀に人工授精により生命を誕生させるバイオテクノロジーが発達したことから、将来的には、生命は人為的に作り出すのが当たり前と考える人が増えていくかもしれません。

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