ウェブ1丁目図書館

ここはウェブ1丁目にある小さな図書館です。本の魅力をブログ形式でお伝えしています。なお、当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

人生観

一人でいるのが苦痛に感じた時こそオリジナルの知識が身に付く

一般常識や当たり前と言われていることは、多くの場合、学校で習ったり、また聞きした知識です。「だから何?」と言われれば、別に何もないのですが、ただ、自分の持っている知識の大部分が、誰かに教えてもらった内容で構成されており、自分で見つけた情報…

人生の変化は小さな習慣から始まる

自分を変えたい。そう思う時が、人生に何度も訪れます。でも、なかなか変われないのが人の性というもので、今日から自分を変えるための行動をするんだと決断しても、三日坊主で終わってしまうことはよくあります。一方で、久しぶりに会った友人や知人が見違…

詰んだと思っても選択肢はある

詰んだ。将棋では、これ以上、どこにも王将が逃げられなくなり、負けが確定した状態をこう表現します。時に人生においても、「詰んだ」と思える状態に遭遇することがあります。でも、じっくりと考えてみると、まだできることは意外とたくさん残っているもの…

ネガティブもまたポジティブ

運の良し悪しは誰にでもあるもので、今日は運が良かったとか、あの時はなんて不運だったんだと思ったことがあるでしょう。また、あの人は運が良いとか、この人は運が悪いとかいうこともあります。できることなら、いつも幸運に恵まれて生きていきたいもので…

低成長時代の心の成熟

自動車で登り坂を走るとき、アクセルを深く踏まなければ前に進みません。坂道を登り切り平たんな道になった時には、そのままアクセルを踏み続けていると、スピードが出すぎてしまいますから、アクセルを緩める必要があります。そして、下り坂になった時は、…

人はどこまで将来を予測できるか

将来を予測することほど難しいことはありません。不可能と言っても良いでしょう。ところが、世の中には、将来を予測する情報があふれかえっています。これは一体どういうことなのでしょうか。考えられるのは、誰もが将来への不安を抱えており、そして、将来…

どこからともなくやって来るネガティブ感情をどうコントロールすべきか

最近、イライラしている人が増えているような気がします。政治に何かと不満を漏らす人、有名人の不祥事に怒りをあらわにする人。そんなイライラしている人をよく見かけるようになっています。でも、よく考えてみると、自分の周囲でイライラしている人は、そ…

孤独な時間が人生を豊かにする

本を読んでいると眠気が襲ってきた経験を持つ人は多いと思います。だいたい難しい本を読んでいる時に眠たくなるものです。そんな本の代表とも言えるのが、ショーペンハウアーの「孤独と人生」です。書いてあることは説教くさく思えますし、改行がほとんどな…

上から目線で許すと傷つけあわない

大したことないことを指摘して口論になったり、相手を傷つけたりした経験は多くの人が持っていると思います。また、相手のちょっとした一言で傷ついた経験を持っている人も多いことでしょう。人は、なぜ傷つけあうことを言ってしまうのでしょうか。自分と関…

消耗したくなければ悪知恵を働かせるのだ

悩みをどうやって解決するか。手っ取り早い方法は、友人に相談することです。しかし、友人が何でも知っているわけではないので、悩み事が解決するかどうかはわかりません。でも、誰かに悩みを打ち明けたことで、気持ちがスッキリすることがあるので、解決策…

意志の強さだけで結果が出るとは限らない

この世の中には、たくさんの職業があります。サラリーマンと一口に言っても営業、購買、製造などの業務がありますし、会社にも商社、メーカー、小売りなどがあります。社会は、様々な仕事に従事する人々で構成されており、どれか一つでも仕事が無くなれば不…

脳死から考えるパワハラ

ここ最近、パワーハラスメント(パワハラ)が問題になっています。パワハラは、簡単に言うと、職場などで上位の立場の者が下位の立場の者に対して、その優越的地位を乱用して精神的・肉体的苦痛を与える行為です。単なる嫌がらせ行為ではなく、優越的地位を…

死から逃れようと、もがき続けて笑いを取る芸人魂

健康のためなら死んでもいい。こんな冗談もあるくらい、世の中は健康志向になっています。テレビを見ていても、食品のCMは何かしらの健康効果をうたったキャッチコピーが目につきますし、チャンネルを切り替えていると、どこかのテレビ局では、ダイエットや…

発展し続ける社会では不安を感じるのが当たり前

科学技術は日々進化し、それに応じて我々の生活もより良くなっていってます。数百年前と比較すれば、現代日本は極楽のような社会です。しかし、人生に不安を感じている人は多いのではないでしょうか。安心して生活できていると言える人よりも、何かしら不安…

人間は証明できることとできないことに左右されて生きている

人間は、何でできているのか?水とタンパク質と脂質で人体の9割以上が構成されていると答える人もいれば、もっと細かく炭素原子が大部分を占めていると答える人もいるかもしれません。これらの視点は、人間を物質として捉えています。しかし、水とタンパク質…

生かされている感覚が地球環境を守る

現在、世界の国々は様々な環境問題に直面しています。温暖化、砂漠化、地下水の枯渇、動植物の絶滅など、地球規模で環境が変化していると警告する識者は多いです。そして、これら環境問題は、どうも人間の活動から惹き起こされているのではないかと考える科…

科学は宗教より遅れている

19世紀以降、科学は目覚ましく発展してきました。テレビ、インターネット、携帯電話でできることは、200年前では神の領域とされていたのではないでしょうか。テレビもインターネットも携帯電話も、テレパシーで遠く離れた人に何かしらの情報を送っているのと…

資本主義社会と他力

多くの成功者は、努力によってある分野での第一人者になっています。どんなにつらいことがあっても努力で切り抜け、たくさんの人から評価される業績を残しています。成功者と呼ばれる人たちの話を聞くと、確かに普通では考えられないほど多くの時間を費やし…

ネコの生き方から幸福とは何かを学ぶ

我が道をゆくネコを見ていると、なんて自由に生きているんだと感心します。少し離れたところで、あくびをする野良猫。近くに寄って行こうとしても平然としていますが、ある一定の距離まで近づくと、そそくさと移動し人間と一定の距離を取ります。そして、ま…

本を再読すると多種多様な考え方を認められるようになる

一度読んだことのある本を二度三度と読み返したことはあるでしょうか。僕は、本を何度も読み返すことはそれほどありません。知らべものをしている時、知識が不完全な場合には何度も読み返しますが、これは勉強や仕事が目的であることが多いですね。それでも…

あきらめる心とホメオスタシス

どんな苦難が襲ってきても、あきらめなければ必ず成功する。よく聞く言葉です。偉大な業績を残した多くの人々も、しばしば、あきらめずに続けてきたから結果が出たと述べていますから、その通りなのでしょう。あきらめることに対して、多くの人があまり良い…

人間が作ったルールはある日突然変わる

社会には様々なルールがあります。法律や条例がその典型ですね。個人の約束もルールと言えます。約束を破ると自分の信用が失われ、次から頼みごとを聞いてくれなくなるでしょう。でも、これは自業自得だから仕方ありません。しかし、国家が国民との間で作っ…

ガンと最後まで闘いたいと思っているのは患者側。生死は善悪の問題ではない。

日本人の死因第1位はガン(癌)とされています。厚生労働省の「平成27年(2015年)人口動態統計の年間推計」でも、死因第1位は悪性新生物(ガン)で、2位が心疾患、3位が肺炎、4位が脳血管疾患となっています。心疾患や脳血管疾患だと突然死することがありま…

社会が価値観を押し付けるから人間はどういう生き方をすべきか悩む

価値観。それは、きっと誰もが心に持っているものでしょう。自分自身で考えに考え抜いて「こうあるべきだ」と見出した価値観もあれば、周りの人たちと調和を図るためにいつの間にか身につけた価値観もあると思います。そして、多くの人が価値観を持つことは…

明るく前向きな社会ほど自殺者数は増える

現代の日本では、約3万人の方が自殺で亡くなります。普段、何げなく生活をしていますが、平和なはずの日本で、これだけの自殺者がいるのは、実は異常な社会に身を置いているのかもしれません。3年で10万人近くの方が自殺をするのです。それは、東京大空襲で…

自己啓発本の前に読むべきは佐藤一斎の言志四緑

最近は自己啓発本が話題となることが多いですね。いや、自己啓発本自体は、昔から多くの人に読まれていますから、一過性の流行ではなく何十年にも渡って流行し続けていると言えます。もはや、自己啓発は現代人の慢性病です。僕も、過去に自己啓発本を何冊も…

忘れることは結果的に許すこと。業深き者ほどボランティアをする。

誰だって、怒りの感情を持っています。どんなに普段ニコニコとしている人でも、怒ることはあります。ある人はいつもニコニコと笑顔でいて、ある人はいつも機嫌悪そうな顔をしています。同じように怒りの感情を持っているのに普段の表情が違うのはなぜなので…

幸せの青い鳥はどこにもいなかった

「幸せの青い鳥」の話をご存知でしょうか?チルチルとミチルが幸福の象徴とされる青い鳥を探しに旅に出ますが、結局見つからずに帰宅すると、自分たちのベッドの横の鳥かごの中にいたというお話で、幸せは遠くではなく案外身近にあるものだと気付かせてくれ…

戦争は感性と知識のバランスが崩れた時に起こる

毎年8月になると、広島、長崎に原爆が投下されたこと、15日に終戦(敗戦)を迎えたことを再確認します。なぜ、再確認するのか?それは、テレビなどのメディアで、戦争に関する番組が増えてくるからですね。もしも、そういった番組や原爆投下から今年で何年と…

社会人になって読書習慣がないなんてありえない。自己形成に読書力は必須。

最近、本は別に読まなくてもいいものといった風潮があります。しかし、この風潮に完全に反対しているのが、齋藤孝さんです。齋藤さんによると、本は絶対に読まなければならないもので、読書は習慣化すべき「技」だと考えています。僕も、斎藤さんの考え方に…