ウェブ1丁目図書館

ここはウェブ1丁目にある小さな図書館です。本の魅力をブログ形式でお伝えしています。なお、当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

食事の目的は生体内での物質交代

食事の目的。その認識は人によって異なっています。

美味しく食べる、楽しく食べる、そういった娯楽的要素を食事の目的と捉える人もいるでしょう。また、単に生きていくために必要だから食事をすると言う人もいるはずです。おそらく、食事の目的を問われた時には生命活動の維持に欠かせないからと答える人が多く、毎日絶対に必要な行為なのだから美味しく楽しく食べるようにしたいと思っているのではないでしょうか。

食事なしに人間は生きていけません。必須の栄養素の補給があってこそ生体を維持できます。

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新選組隊士の日記で見る敗者の明治維新

歴史の節目には必ずと言っていいほど争いが起こります。そして、勝者と敗者が生まれます。

歴史は勝者の側からの記録をもとに語られることが多いので、後世の人々は、どしても勝者が正義で敗者が悪と考えがちです。しかし、そもそも歴史において善悪を決めることに意味はないのかもしれません。現代社会では選挙によって為政者が選ばれますが、当選した候補者が正義で落選した候補者が悪とはなりません。選挙では、有権者が最も社会を良くしてくれそうな候補者に投票しているだけです。

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立ち上がった人類に待っていたのは冷え症

夏に冷房の中に長期間入っていると、冷え症になることがあります。特に女性に冷え症は多いですね。

冷え症の対策については、家庭医学書の類を読めば書いてあります。しかし、それらはどれも対症療法でしかありません。なぜなら、冷え症が起こる仕組みは、人間が二足歩行を開始したことが理由なのですから。

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生命は流れている

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。

これは鴨長明方丈記の始まりです。流れる川は同じように見えても、水は一箇所にとどまっていないので同じような流れであっても、元の水がそこにとどまっているわけではありません。

方丈記の始まりの部分は、川だけに当てはまるのではなく人間社会の移り変わりにも当てはまります。そして、人間社会を構成している個人にも当てはまり、さらに言えば生けるものすべて、すなわち生命にも当てはまります。

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人間が作ったルールはある日突然変わる

社会には様々なルールがあります。法律や条例がその典型ですね。

個人の約束もルールと言えます。約束を破ると自分の信用が失われ、次から頼みごとを聞いてくれなくなるでしょう。でも、これは自業自得だから仕方ありません。しかし、国家が国民との間で作ったルールは、国民が違反すると罰を受けますが、国家が違反しても罰を受けることはありません。

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